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出版者情報
東アジア福祉システムの展望 : 7カ国・地域の企業福祉と社会保障制度
発行:ミネルヴァ書房
縦220mm
410ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年3月
- 登録日
- 2017年9月29日
- 最終更新日
- 2017年9月29日
紹介
本書では、儒教主義的福祉国家論や東アジア福祉資本主義論を批判し、東アジア7カ国・地域の社会保障制度の枠組みと企業福祉の実態を検討する。取り上げた国・地域は、中国、台湾、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア。各国の詳細な比較を通して、東アジアの福祉制度に新しい光をあてる。
目次
第1章 東アジア福祉システムの視点-国家・企業・社会の関係
第2章 国の制度・企業福祉観・福利厚生と労働費用-東アジア7カ国・地域の比較
第3章 中国-体制移行下の企業福祉と企業行動
第4章 中国-アンケート調査にみる企業福祉の変貌
第5章 台湾-政府が奨励した企業福祉とその変容
第6章 韓国-国家福祉の代替から補完へ
第7章 タイ-国家による福祉の制度化とその限界
第8章 マレーシア-年金基金EPFの重視と制度の経路依存性
第9章 シンガポール-国家の統制とミニマムな企業保障
第10章 インドネシア-未成熟な社会保障と4つの格差
上記内容は本書刊行時のものです。