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出版者情報
エスニシティ・人種・ナショナリティのゆくえ
発行:ミネルヴァ書房
縦220mm
262ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年7月
- 登録日
- 2017年6月21日
- 最終更新日
- 2017年6月21日
紹介
われわれは、今どこにいてどこに向かっているのだろうか。この問いに答えるために、本書は、人類が発祥してから、拡散、分化や接触、そしてグローバルな統合へと向かうプロセスを考察対象とした。マックス・ウェーバー、ロバート・E.パーク、サミュエル・ハンチントンらの論議などを再考して、人種、エスニシティ、ナショナリティの概念が提示される。人類全体のグローバルな統合という広範なフレームを適用した社会理論は、「個々の木を見る」エスニシティ論とは異なり、人類史とその方向性という「森全体を捉える」ことを意図している。
目次
グランド・サイクル(拡散
分化)
人間の歴史と内部エンジン(新石器革命とその影響
テリトリー選択の運/不運 ほか)
接触(移住
国内移住)
競争のための戦略(文化構造戦略
社会構造戦略 ほか)
来るべき課題(文化的斉一性と統合
力と統合 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。