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格差の国の経済学 アンガス・ディートン(原著) - みすず書房
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格差の国の経済学 (カクサノクニノケイザイガク) 経済学者は世界をどう破壊し、もとに戻すために、毎日何をしているのか (ケイザイガクシャハセカイヲドウハカイシモトニモドスタメニマイニチナニヲシテイルノカ)

社会科学
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発行:みすず書房
四六判
重さ 355g
288ページ
定価 3,400 円+税   3,740 円(税込)
ISBN
978-4-622-09840-9   COPY
ISBN 13
9784622098409   COPY
ISBN 10h
4-622-09840-7   COPY
ISBN 10
4622098407   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年3月16日
書店発売日
登録日
2026年2月6日
最終更新日
2026年3月13日
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書評掲載情報

2026-05-23 (予定) 朝日新聞  朝刊
2026-04-18 日本経済新聞  朝刊
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紹介

「経済学について、経済学者の仕事について、もっと知りたいけど、無味乾燥な教科書はぜったい読みたくないなら、論争的で刺激的な本書を読むべきだ」
ピーター・シンガー(プリンストン大学教授)

「主流派経済学が、この不平等と強欲にまみれた〈砂上の楼閣〉にどの程度加担してきたのか――その問題に正面から向き合っている。力強い懺悔の書であり、経済学を再び人間科学に戻す画期となる書だ」
ポール・コリアー(オックスフォード大学教授)

「私は数字を扱う経済学者だ…データが政治にどんな影響を与え、政治がデータにどんな影響を与えるのかについても重視する。私はそれを数字の政治学と考えている」
「あらゆる種類の人間が徴兵制によって一緒に戦った時に培った、自分とは違う人たちとの社会的つながりも彼らに対する敬意も、私たちは失ってしまった…私たちは、ともに暮らし、税金を支払い、働き、任務を果たして私たちの生活を支えてくれる、もっと幅広い人たちとの深いつながりを取り戻す必要がある」
「経済学者は、人間の幸福の尺度として、金銭だけに固執することをやめなければならない」(本文より)。
ノーベル賞受賞者がユーモアあふれる筆致で綴る、経済学の過去と未来。

目次

序文

第1章 始まり――ファストフード店、ギャング、最低賃金
移民から見た最初の印象
ファストフード店の経済学と政治学
25年ぶりの最低賃金引き上げ

第2章 アメリカの医療をめぐる冒険
医療はなぜそれほど大きな問題なのか
人工股関節手術のよい消費者を目指して
フックを効かせる
逆選択、義務化、ブロッコリー
「権力の座にある狂人たち」
犯罪、処罰、タバコ

第3章 アメリカの貧困と国外の貧困
ロビンフッドについて再考する
援助と開発をめぐる経済学者と政策立案者
弱い国家、貧しい国家、援助が孕む問題
アメリカの貧困は、どのようにしてフェイクニュースになったのか

第4章 数字の政治――物価を修正する?
保守派の補正
物価と土地

第5章 金銭的な不平等
シカゴの不平等、ケンブリッジの不平等
再び不平等に目覚めたアメリカ
不平等はいかにして機能するのか、それをどのように手なずけるのか

第6章 お金以外の不平等
アメリカの移民
健康、医療、隔離政策、人種
世代間の不平等
能力主義と不平等

第7章 リタイア、年金、株式市場
イントロダクション――年金と不平等
スターウォーズとリンクリー
年金事務所にて
年金と株式市場
太陽と月――世界金融危機を乗り越えて
政府を動かし、揺さぶる者たち――ベビーブーマーがトイレで書いた手紙
年金と社会保障にともに取り組む経済学者たち

第8章 働く経済学者
アメリカ経済学会と英国王立経済学会
会 議
学術誌――どのような役割を持ち、どんなことをするのか
医療に取り組む経済学、経済学に取り組む医療
エンロン、大学、経済学者
敬愛する経済学者たち

第9章 ノーベル経済学賞と受賞者
ノーベル賞とノーベル経済学賞
ふたりの受賞者の物語――リチャード・ストーンとジェイムズ・ミード
ノーベル経済学賞を獲るということ

第10章 経済学者は経済を破壊したのか
もがく経済学者
絶望死
経済学者と絶望死

第11章 最後に――経済の失敗は経済学の失敗か

謝辞/索引/原注

著者プロフィール

アンガス・ディートン  (アンガス ディートン)  (原著

(Angus Deaton)
プリンストン大学公共・国際問題大学院シニア・スカラー、同大経済学・国際問題名誉教授。1945年に英国エディンバラで生まれ、英国のブリストル大学計量経済学教授などを務めた後、長年にわたりアメリカのプリンストン大学で教鞭をとる。専門は、貧困、不平等、医療、経済開発。2015年に「消費、貧困、福祉」に関する分析でノーベル経済学賞を受賞。邦訳書『大脱出』(2014)『絶望死のアメリカ』(アン・ケースとの共著、2021、以上みすず書房)。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

江口泰子  (エグチ タイコ)  (

(えぐち・たいこ)
翻訳家。訳書 マグロウ『「ソロ」という選択』(2025、青土社)リシャール他『世界最凶のスパイウェア・ペガサス』(2025、早川書房)フレイザー『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』(2023、筑摩書房)ノードハウス『グリーン経済学』(2023、みすず書房)ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

上記内容は本書刊行時のものです。