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GROWTH ダニエル・サスキンド(原著) - みすず書房
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GROWTH (グロース) 「脱」でも「親」でもない新成長論 (ダツデモシンデモナイシンセイチョウロン)

社会科学
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発行:みすず書房
四六判
重さ 500g
408ページ
定価 3,800 円+税   4,180 円(税込)
ISBN
978-4-622-09801-0   COPY
ISBN 13
9784622098010   COPY
ISBN 10h
4-622-09801-6   COPY
ISBN 10
4622098016   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年8月18日
書店発売日
登録日
2025年7月9日
最終更新日
2025年8月6日
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書評掲載情報

2025-12-27 日本経済新聞  朝刊
2025-09-27 日本経済新聞  朝刊
評者: 岡崎哲二(明治学院大学教授)
2025-09-27 朝日新聞  朝刊
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紹介

バラク・オバマが選んだ2024年の必読書

「どんなタイプの経済成長を追求すべきか? 誰のためのものであるべきか?…こうした問題に関心をもつ人の必読書だ」
――ダロン・アセモグル(MIT教授|2024年ノーベル経済学賞受賞)

「成長についてのこれまでの考え方が疑われている現在、きわめて重要な書だ」
――ローレンス・サマーズ(ハーヴァード大学教授)

「経済成長の追求は、人類にとって新しく、不可思議で、しかも危険な活動だ。…成長のジレンマを何とかしなければならない、という認識自体は高まっているが、そのための具体案として現在最も影響力をもっているアイディア二つが、あまりにも当を得ていない。…
そのうち一つは、ビジネスライクな提案で、GDPという尺度をうまく修正すればジレンマを解消できるとしている。だが、これは僕たちが直面している試練の性質を理解していない。…

もう一つは、よりラディカルな提案で、経済成長を一時停止する、あるいは意図的に後退させることによってジレンマを解消できるとしているが、ジレンマの片方=その代償だけにフォーカスし、成長の約束を軽視している。…
本書では別の対策を示した。この別案は、経済成長の要因に関する人類のささやかな理解、つまり経済成長のプロセスは、新しいアイディアの発見と、アイディアという特異な資産を経済的に使うことによって、促進される、という理解に根差している」(おわりに)

未来を根っこから考える中庸の道。

目次

はじめに
目の前の喫緊性
成長のストーリー
楽観主義者であれ

第I部

1 罠
過去2000年の歴史
さらに昔
生きた化石を求めて
陰鬱な科学者
奇妙な逆転
マルサスと〈ロング・スタグネーション〉
収穫逓減の呪い

2 脱出
経済成長の説明をつける
ハロッド‐ドーマーの鬼子
技術進歩という天恵
無形世界
経済のダークマター
相関関係から因果関係へ
経済ファンダメンタリストたち
第一次産業的啓蒙主義

第II部

3 優先事項化
新たな関心事
戦争へ向けて
ターニングポイント
成長第一主義の始まり

4 約束
経済的問題
経済学を超えて
幸せの経済学
国家としてのまなざし
依存と自己満足

5 代償
気候破壊
不平等の拡大
雇用への脅威
政治の毀損
コミュニティの崩壊
成長のジレンマ 139

第III部

6 GDP役割最小化主義
アラインメント問題
GDPの技術的限界
GDPの道徳的限界
GDP役割最小主義(ミニマリズム)
ダッシュボード・アプローチ

7 脱成長
脱成長の短い歴史
「有限の地球」は的外れである
人間の顔をした不況
想像力の欠如
完璧な政治という幻想
では、どうするか?

第IV部

8 成長を解き放つ
アイディアのパワー
アイディアの自由化
もっと研究開発を
もっと人材を
もっとテクノロジーを
ほかには何が重要なのか?

9 新しい方向
技術進歩を方向づける
無限賃金問題
懐疑派への反応
歴史の転換点
ふたたび、成長のジレンマについて

第V部

10 大いなるトレードオフ
トレードオフの回避――パレート改善
トレードオフの弱体化――グレート・デカップリング
再生可能革命
オートメーション化の二つの顔
グローバリゼーションからの撤退
デジタルなことは政治的なこと
トレードオフの甘受――道徳的問い

11 道徳的問い
僕たちは何を大事にすべきなのか?
僕たちは未来に対してどれだけの責任を負うのか?
ジレンマを政治に戻す

おわりに

謝辞
索引
原注

著者プロフィール

ダニエル・サスキンド  (ダニエル サスキンド)  (原著

(Daniel Susskind)
ロンドン大学キングス・カレッジ研究教授、オクスフォード大学AI倫理研究所シニア研究員、スタンフォード大学デジタル経済研究所デジタル・フェロー。専門はテクノロジーの社会へのインパクト、とりわけAIのおよぼす影響。イギリス政府の諸機関(首相戦略局、内閣府)でも勤務。著書『WORLD WITHOUT WORK』(みすず書房、2022)『プロフェッショナルの未来』(朝日新聞出版、2017)ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

上原裕美子  (ウエハラ ユミコ)  (

(うえはら・ゆみこ)
翻訳家。訳書 ショットン『自分で選んでいるつもり』(東洋経済新報社、2024)ミラー『魚が存在しない理由』(サンマーク出版、2025)ハーフォード『統計で騙されない10の方法』(日経BP、2022)サスキンド『WORLD WITHOUT WORK』(みすず書房、2022)ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

上記内容は本書刊行時のものです。