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インテンションズ オスカー・ワイルド(原著) - みすず書房
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インテンションズ (インテンションズ)

文芸
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発行:みすず書房
四六判
重さ 380g
304ページ
定価 5,400 円+税   5,940 円(税込)
ISBN
978-4-622-09704-4   COPY
ISBN 13
9784622097044   COPY
ISBN 10h
4-622-09704-4   COPY
ISBN 10
4622097044   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年9月1日
書店発売日
登録日
2026年7月23日
最終更新日
2026年8月25日
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紹介

《だが「人生」は「芸術」を模倣する、「人生」が実際は鏡で「芸術」が現実だと、本気で信じていると言うわけではないのだろう?》《もちろん、本気ですとも。逆説にきこえるかもしれませんが「芸術」が人生を模倣するよりもはるかに多く「人生」が芸術を模倣しているのです》(「嘘の衰退」)この警句で名高い批評集の完全新訳版。
博識と機知に支えられた抜群の語り口で文化の本質を明かす架空対話「嘘の衰退」と「芸術家としての批評家」、ディレッタントの殺人者小伝「ペン、ペンシル、そしてポイズン」、シェイクスピアの舞台芸術論「仮面の真理」の四篇から成る。
ここで試みられるのは「批評そのものの原理の確立で(…)批評というものが持っている近代性の考察でもある」(吉田健一)。
途絶えることなく読みつがれている『ドリアン・グレイの肖像』『サロメ』『幸福な王子』のみならず、ワイルドの文化的影響は、音楽ではジョン・レノンやデヴィッド・ボウイ、日本でも三島由紀夫や澁澤龍彦から少女漫画、現代のクィア文化まで幅広く及んでいる。読み返すに足る古典である。

目次

嘘の衰退
ペン、ペンシル、そしてポイズン
芸術家としての批評家
仮面の真理

訳者あとがき

著者プロフィール

オスカー・ワイルド  (オスカー ワイルド)  (原著

1854-1900。ダブリン生まれ。トリニティ・コレッジで学んだ後(71-74)、オクスフォード大学モードリン・コレッジにてジョン・ラスキンやウォルター・ペイターに師事(74-78)。卒業後、ロンドンを拠点とし、講演や執筆をとおして自らの美学を広めようとした。88年に短編集『幸福の王子とその他の物語』を出版。91年には作家として「驚異の年」を迎える。長編小説『ドリアン・グレイの肖像』、批評集『インテンションズ』、短編集『石榴の家』と『アーサー・サヴィル卿の犯罪とその他の物語』が出版された。92年から95年にかけて、人気作家としての地位を不動にした四本の社交界喜劇『レイディ・ウィンダミアの扇』『つまらぬ女』『理想の夫』『真面目が肝心』が上演される。93年にはフランス語の一幕劇『サロメ』を出版。成功の絶頂期にあった95年、同性愛を禁じる法律を犯した廉で逮捕され重労働を伴う二年の禁固刑に処される。出獄後はパリで過ごし、98年には長編詩『レディング監獄のバラッド』を出版するも病死。獄中で執筆した、恋人アルフレッド・ダグラス卿宛の長文の書簡は『深き淵より』として没後の1905年に出版された。

河内恵子  (カワチ ケイコ)  (

(かわち・けいこ)
慶應義塾大学名誉教授。『三田文學』常任理事・編集顧問。専攻は19世紀以降のイギリス小説。日本ワイルド協会の会長・理事を歴任。著書に『深淵の旅人たち――ワイルドとF. M. フォードを中心に』(慶應義塾大学出版会、2004)編著に『西部戦線異状あり――第一次世界大戦とイギリス女性作家たち』(慶應義塾大学出版会、2011)『現代イギリス小説の「今」――記憶と歴史』(彩流社、2018)『書くことはレジスタンス――第二次世界大戦とイギリス女性作家たち』(音羽書房鶴見書店、2023)、富士川義之・玉井暲との共編著『オスカー・ワイルドの世界』(開文社、2013)など。訳書にジャイルズ・ブランドレス『オスカー・ワイルドとキャンドルライト殺人事件』(国書刊行会、2010)カミーラ・シャムジー『すべての石に宿る神』(早川書房、2026)など。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

上記内容は本書刊行時のものです。