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内的経験 こころの記憶に語らせて 西平直(著/文) - みすず書房
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内的経験 こころの記憶に語らせて (ナイテキケイケンココロノキオクニカタラセテ)

哲学・宗教
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発行:みすず書房
46
重さ 405g
256ページ
定価 3,400円+税
ISBN
978-4-622-09665-8   COPY
ISBN 13
9784622096658   COPY
ISBN 10h
4-622-09665-X   COPY
ISBN 10
462209665X   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年12月15日
書店発売日
登録日
2023年11月28日
最終更新日
2023年12月8日
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紹介

エリクソンの「ライフサイクル」、世阿弥の「稽古の思想」といった切り口からスピリチュアリティの位相に迫ってきた著者が、人生の後半に、生のさまざまな段階で出会ってきた「正解のない問い」の前に立ちもどり、〈内的経験〉を見つめなおす。
子どもの頃の不思議、自分の内側から、自分を越えてやってくる促し。願うこと、期待することを手放したとき、与えられるもの…… 一見、きわめて個人的な経験のようにみえる記憶のかけらを拾いあつめ、人の内側にある目にみえないものへの気づきを、教育人間学の内側、スピリチュアリティの手前から綴るエッセイ。

目次

目を閉じる
散歩の中で――憶えているわけではないのだけど
目をオフに――ブラインドウォークの達人
内的経験――「内」側から

――誰かにおしゃべりしたくなったら――

決める/決められない
やる気と気まぐれ――おもしろさの予感
決められない――内的な促し
どちらがよいか――「どちらでもよい」の奥の奥

祈る
祈る人々――「無の祈り」の先に、もう一度「有の祈り」
あなたの幸せ――エゴイズムがひっくり返る瞬間
何もしてあげられない――「させていただく」のか

受け入れる/受け入れられない
なぜ神は――「すべてはよい」か
運命ならば――「仕方がない」か
なぜこの人たちが――『サン・ルイス・レイ橋』(1)
死者となった者たちの声――『サン・ルイス・レイ橋』(2)

――食べてもらえ[小さな物語]――

つながる
臆病なのに――二十歳の旅から(1)
なぜか縁あって――二十歳の旅から(2)

書きながら/書いてみて
期待していると来ない――こころの記憶に語らせて
記憶のかけら――自分の生を書くということ

著者プロフィール

西平直  (ニシヒラタダシ)  (著/文

1957年、甲府市生まれ。信州大学卒。東京都立大学大学院を経て、東京大学大学院博士課程修了。東京大学教育学研究科准教授、京都大学大学院教育学研究科教授を経て、2022年より上智大学グリーフケア研究所(副所長・大阪)。教育人間学、死生学、哲学。主な著書に、『エリクソンの人間学』『魂のライフサイクル』『教育人間学のために』『世阿弥の稽古哲学』『ライフサイクルの哲学』(以上、東京大学出版会)、『シュタイナー入門』(講談社現代新書)、『無心のダイナミズム』(岩波現代全書)、『誕生のインファンティア』(みすず書房)、『稽古の思想』『修養の思想』『養生の思想』(以上、春秋社)、『井筒俊彦と二重の見』『西田幾多郎と双面性』(以上、ぷねうま舍)など。共編著に、『宗教心理の探究』『シリーズ死生学 3・ライフサイクルと死』『生涯発達とライフサイクル』(以上、東京大学出版会)、『講座ケア 3・ケアと人間』(ミネルヴァ書房)、『無心の対話』(創元社)など。訳書に、E・H・エリクソン『青年ルター』(全2巻、みすず書房)、同『アイデンティティとライフサイクル』(誠信書房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。