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ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所 新装版 矢野久美子(著) - みすず書房
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ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所 新装版 (ハンナアーレントアルイハセイジテキシコウノバショ)

哲学・宗教
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発行:みすず書房
四六判
重さ 300g
168ページ
定価 3,000 円+税   3,300 円(税込)
ISBN
978-4-622-09625-2   COPY
ISBN 13
9784622096252   COPY
ISBN 10h
4-622-09625-0   COPY
ISBN 10
4622096250   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C1010  
1:教養 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年5月18日
書店発売日
登録日
2023年4月12日
最終更新日
2023年5月8日
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紹介

「わたしがつねに念頭においている目的意識とは、アーレントの言葉のありか、〈政治的思考〉の現場を、いかに精密に、しかも息づかいを見失うことなく跡づけることができるのかという一点である」

『全体主義の起原』や『人間の条件』をはじめ、20世紀を代表する政治哲学者ハンナ・アーレントへの注目は、ますます高まってきている。しかし、彼女独特の鍵概念である《現われ》や《あいだ》は、伝統の崩壊という認識からはじめられた彼女の政治的思考と、どのように結びつくのか。また亡命ユダヤ人であるアーレントは、なぜ論争を生んだ『イェルサレムのアイヒマン』を書いたのだろうか。
本書は、ヤング=ブルーエルのアーレント伝や膨大なエッセイ・書簡に分け入りながら、「アーレントとは何者か」を真摯に問いかけていった成果である。亡命知識人アーレント/政治と《あいだ》/アイヒマン論争と《始まり》/「木の葉」の〈身ぶり〉の4章。小著ながらみごとな作品が、ここに誕生した。

目次

序論

第1章 亡命知識人アーレント
1 アーレントの不在と存在
2 最後のドイツ系ユダヤ人
3 「われら」と「亡命者」のあいだ

第2章 「政治」と《あいだ》
1 断崖の思考
2 「思索日記」の語るもの
3 〈対等〉の条件

第3章 アイヒマン裁判と《始まり》
1 最後の語りかけ
2 「心」の役割
3 削除された《始まり》
4 政治的思考のために

第4章 「木の葉」の《身ぶり》
1 《応答》としての《身ぶり》
2 「木の葉」の自由
3 残骸の重さ
4 「戦線」の超越、あるいは中断

結論に代えて

参考文献一覧
あとがき

著者プロフィール

矢野久美子  (ヤノクミコ)  (

(やの・くみこ)
1964年に生まれる。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。現在 フェリス女学院大学教授。著書『ハンナ・アーレント――「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』(中公新書)、訳書『アーレント政治思想集成』全2巻(共訳)、アーレント『反ユダヤ主義――ユダヤ論集 1』『アイヒマン論争――ユダヤ論集 2』(共訳)、ヤング=ブルーエル『なぜアーレントが重要なのか』『ハンナ・アーレント――〈世界への愛〉の物語』(共訳、以上みすず書房)他。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

上記内容は本書刊行時のものです。