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もう一つの衣服、ホームウエア 武田尚子(著/文) - みすず書房
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もう一つの衣服、ホームウエア (モウヒトツノイフクホームウエア) 家で着るアパレル史 (イエデキルアパレルシ)

社会一般
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発行:みすず書房
四六変型判
重さ 340g
280ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-622-08997-1   COPY
ISBN 13
9784622089971   COPY
ISBN 10h
4-622-08997-1   COPY
ISBN 10
4622089971   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年3月16日
書店発売日
登録日
2021年2月10日
最終更新日
2021年3月4日
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書評掲載情報

2021-05-01 朝日新聞  朝刊
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紹介

“ステイホーム”の新習慣でクローズアップされているホームウエア。
成熟社会、健康志向、高齢化社会、リモートワーク、ウィズコロナ――私たちは、いま、家で過ごす時間や素の自分になるときの衣服のことを、ますます意識し、考えるようになっている。
外着でもあり下着でもある、あいまいで自由な衣服「ホームウエア」。ファッション史の裏側に隠れているが、いや表からは見えにくいからこそ、そこには人々の欲望や夢、そして現実が映し出されている。
日本のアパレルにおけるその発展を、服飾史・文化史の視点のもとにひもとく、初めてのホームウエア小史。

ボディファッション(インナーウエア)業界のフリーランスのジャーナリストとして国内外の動向を見続けている著者が、従来、ナイトウエアやラウンジウエア、あるいはルームウエアといわれていた産業分野を、新たに「ホームウエア」という位置づけに括って、過去を振り返り、未来を展望する。
あなたにとっての“ホーム”を考える1冊。

* コラム「ブランド・クロニクル」では、ホームウエアの業界の歴史をつくってきた代表的な企業・ブランド9社を紹介。その足跡をたどる。

〈表からは見えにくい領域かもしれないが、
まさに人々の“どう生きるか”という思いがここに込められている。〉
――本書より

目次

はじめに
「ホームウエア」とは何か
モードの歴史における「身体の解放」
パジャマが着られるようになったのは
戦後日本はナイロンのネグリジェから
ナイトウエア全盛期の攻防
デザイナーの夢と個性から生まれたブランド
有名ライセンスブランドの人気の背景
根強い人気を誇る国内DCブランド
「睡眠」で見直されるパジャマ
オーガニックコットンが象徴するもの
ファッションとイノベーション
衣服は素材がいのち
さらなる変化の時代に向けて

◇コラム:ブランド・クロニクル
ハンロ
ワコール
キッドブルー
イクコ
クリスチャン・ディオール〈鐘紡〉
ワイズ フォー リビング
ル・シャ
プリスティン
ジェラート ピケ

おわりに
参考文献

著者プロフィール

武田尚子  (タケダナオコ)  (著/文

1957年神奈川県川崎市生まれ。自由学園卒業。ボディファッション(インナーウエア)業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。ファッション・ライフスタイルのトータルな視点から、内側の衣服の国内外の動向を見続けている。著書に、『鴨居羊子とその時代・下着を変えた女』(平凡社、1997年初版、2011年新装版)、『フランス12ヵ月の贈り物』(水声社、2001年)、『もう一つの衣服、ホームウエア』(みすず書房、2021年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。