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出版者情報
ぼくの美術帖 新装版
発行:みすず書房
四六判
重さ 320g
240ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2019年7月9日
- 書店発売日
- 2019年7月10日
- 登録日
- 2019年5月27日
- 最終更新日
- 2019年7月3日
紹介
ルネサンスのティツィアーノに20世紀のデュフィ。画品薫る挿絵画家たち――小村雪岱、木村荘八、宮田重雄。鏑木清方のわけても挿絵的な小品を愛し、鈴木信太郎の絵に生命力の発露をみる。と思えば、1950年代アメリカのカートゥニストたち、北園克衛のグラフィックデザイン、そして抽象画家・川端実…
作家・作品の多様さからもわかるとおり、美術史家による「絵画の見方」指南とはまったく異なる新鮮なまなざしがアートを巡る旅へと誘う。さらに、縄文土器から戦国時代の兜、豊国、国貞ら浮世絵師たち、宗達、鉄斎、劉生と縦横に渉り、日本民族の縄文的美意識の系譜を探る〈OSAMU版・日本美術史〉。アートへの愛が溢れる美術エッセイ。
目次
はじめに
I
ティツィアーノ
ラウル・デュフィ
小村雪岱
木村荘八
鏑木清方
宮田重雄
鈴木信太郎
アーニー・ブッシュミラー
チョン・イとオットー・ソグロー
北園克衛
川端実
II
美意識の源流 その一 その二 その三
戦国時代の兜
江戸歌舞伎
浮世絵師たち
俵屋宗達
富岡鉄斎
岸田劉生
『ぼくの美術帖』その後
図版一覧
上記内容は本書刊行時のものです。