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出版者情報
食べたくなる本
発行:みすず書房
四六判
重さ 400g
328ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2019年2月21日
- 書店発売日
- 2019年2月22日
- 登録日
- 2018年12月21日
- 最終更新日
- 2019年2月18日
書評掲載情報
2019-04-06 | 朝日新聞 朝刊 |
2019-03-16 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
美味い料理、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。食の素材、味、調理法、さらには食文化のあり方をめぐる、驚きと発見に満ちた考察。丸元淑生、有元葉子、辰巳芳子、高山なおみ、細川亜衣、ケンタロウ、小泉武夫、冷水希三子、奥田政行、勝見洋一……。その根底に流れるのは、「料理を作る・食べる・もてなす」ことに人生を捧げてきた人びとへのオマージュだ。「料理本批評」という、かつてないユニークな試みであり、もちろん本書も「食べたくなる本」である。
目次
第1章 いろいろなおいしいのあいだを漂う
1 元天使のコーヒー
2 料理再入門
3 ファッションフード
4 福島のスローフード
5 ジャンクフードの叙情
6 「ダメ女」と「一汁一菜」
第2章 作家論+α
7 記憶の扉を開く味――高山なおみ
8 引き算の料理――細川亜衣
9 レシピ本のなかのありえない数値
10 おいしいものは身体にいいか・1――有元葉子
11 おいしいものは身体にいいか・2――丸元淑生
12 どんぶりの味――ケンタロウ
13 おおらかな味――小泉武夫
14 組み合わせの楽しさ――冷水希三子と奥田政行
第3章 ちがいを感じ、考える
15 習慣の裏をかく――エル・ブリ
16 サンドイッチ考
17 まぼろしの味――勝見洋一
18 「嗜好品」と太古の味
19 pénultième=最後から二杯目の日本酒
20 ビオディナミと低線量被曝
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。