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食べたくなる本 三浦哲哉(著/文) - みすず書房
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食べたくなる本 (タベタクナルホン)

文芸
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発行:みすず書房
四六判
重さ 400g
328ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-622-08781-6   COPY
ISBN 13
9784622087816   COPY
ISBN 10h
4-622-08781-2   COPY
ISBN 10
4622087812   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年2月21日
書店発売日
登録日
2018年12月21日
最終更新日
2019年2月18日
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書評掲載情報

2019-04-06 朝日新聞  朝刊
2019-03-16 日本経済新聞  朝刊
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紹介

美味い料理、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。食の素材、味、調理法、さらには食文化のあり方をめぐる、驚きと発見に満ちた考察。丸元淑生、有元葉子、辰巳芳子、高山なおみ、細川亜衣、ケンタロウ、小泉武夫、冷水希三子、奥田政行、勝見洋一……。その根底に流れるのは、「料理を作る・食べる・もてなす」ことに人生を捧げてきた人びとへのオマージュだ。「料理本批評」という、かつてないユニークな試みであり、もちろん本書も「食べたくなる本」である。

目次

第1章 いろいろなおいしいのあいだを漂う
1 元天使のコーヒー
2 料理再入門
3 ファッションフード
4 福島のスローフード
5 ジャンクフードの叙情
6 「ダメ女」と「一汁一菜」

第2章 作家論+α
7 記憶の扉を開く味――高山なおみ
8 引き算の料理――細川亜衣
9 レシピ本のなかのありえない数値
10 おいしいものは身体にいいか・1――有元葉子
11 おいしいものは身体にいいか・2――丸元淑生
12 どんぶりの味――ケンタロウ
13 おおらかな味――小泉武夫
14 組み合わせの楽しさ――冷水希三子と奥田政行

第3章 ちがいを感じ、考える
15 習慣の裏をかく――エル・ブリ
16 サンドイッチ考
17 まぼろしの味――勝見洋一
18 「嗜好品」と太古の味
19 pénultième=最後から二杯目の日本酒
20 ビオディナミと低線量被曝

あとがき

著者プロフィール

三浦哲哉  (ミウラテツヤ)  (著/文

青山学院大学文学部比較芸術学科准教授。映画批評・研究、表象文化論。1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。博士(学術)。著書に『サスペンス映画史』(2012)『食べたくなる本』(2019、以上みすず書房)『映画とは何か――フランス映画思想史』(筑摩選書、2014)『『ハッピーアワー』論』(羽鳥書店、2018)。共著に『ひきずる映画――ポスト・カタストロフ時代の想像力』(フィルムアート社、2011)『オーバー・ザー・シネマ 映画「超」討議』(石岡良治との共編著、フィルムアート社、2018)。訳書に『ジム・ジャームッシュ インタビューズ――映画監督ジム・ジャームッシュの歴史』(東邦出版 2006)。

上記内容は本書刊行時のものです。