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子ども文庫の100年 髙橋樹一郎(著/文) - みすず書房
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子ども文庫の100年 (コドモブンコノヒャクネン) 子どもと本をつなぐ人びと (コドモトホンヲツナグヒトビト)

社会一般
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発行:みすず書房
四六判
重さ 430g
344ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-622-08746-5   COPY
ISBN 13
9784622087465   COPY
ISBN 10h
4-622-08746-4   COPY
ISBN 10
4622087464   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C0000  
0:一般 0:単行本 00:総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年11月1日
書店発売日
登録日
2018年9月25日
最終更新日
2018年10月25日
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書評掲載情報

2018-11-18 読売新聞  朝刊
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紹介

子ども文庫とは、子どものための私設図書室のこと。自宅でおこなう「家庭文庫」と、公民館などでおこなう「地域文庫」がある。自らも子ども文庫を開いていた石井桃子の本をきっかけに、60-80年代に女性たちのあいだで爆発的に広がった。小さな文庫には近所の子どもたちが押し寄せ、本と出会い、親しむ居場所となった。子ども文庫は全国各地に広がり、やがて図書館づくり運動、親子読書運動などにつながっていく。市井の人びとの手によって明治から脈々と続いてきた文庫の実態を、全国を廻って調べ、子ども文庫の全体像をみせる、はじめての本。

目次

はじめに
第一章 子ども文庫とは――その多様性
第二章 子ども文庫の先駆け――明治時代の私立子ども図書館
第三章 民間人による私設図書館――大正から昭和のはじめにかけて
第四章 戦争に向かう時期にも、戦禍の中にも――戦前・戦中・戦争直後の文庫
第五章 女性の手になる文庫の広がり――昭和三十年代以降の勢い
第六章 親子読書運動と文庫のネットワークづくり
第七章 理想の図書館のイメージづくりに貢献したもの
第八章 文庫関係者による図書館づくり運動――昭和三十~六十年代にかけて
第九章 文庫運動が残したもの――市民意識と私立図書館
第十章 少子化による文庫運動のかげりと、文庫をとりまく社会の動き
おわりに

参考文献
あとがき
子どもBUNKOプロジェクト訪問先文庫一覧
子どもBUNKOプロジェクト調査アンケート結果概要
索引

著者プロフィール

髙橋樹一郎  (タカハシキイチロウ)  (著/文

1969年生まれ。慶應義塾大学図書館情報学科卒、マクギル大学大学院図書館情報学科修士課程修了。現在、奈良県天理市立図書館館長補佐。著書に、『子ども文庫の100年』(みすず書房、2018)。

上記内容は本書刊行時のものです。