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スピノザ エチカ抄 新装版 スピノザ(著/文) - みすず書房
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スピノザ エチカ抄 新装版

発行:みすず書房
四六判
320ページ
定価 3,400円+税
ISBN
9784622087106
Cコード
C1010
教養 単行本 哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年5月5日
最終更新日
2018年5月7日
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紹介

バートランド・ラッセルは言っている。「大哲学者のなかで、スピノザほど気高くて愛すべき人はいない。倫理的にも最高だ。」無神論者として、死後もしばらくはその名を口にするのが憚られていたスピノザ。しかし彼はよみがえった。レッシングやゲーテ、ノヴァーリス、ハイネ。ロマン派の詩人たち、ジョージ・エリオット。そして20世紀には、フロイト、ジョイス、ボルヘス、ドゥルーズ……。
著作のうちでもとりわけ『エチカ』は、読む者を惹きつけてやまない。神=自然を説きながら、人間の自由、真の幸福について、ユークリッド幾何学の形式にしたがってスリリングに論証してゆく『エチカ』。「すべて耀きのあるものは希有であるのに見合って困難でもあるのだ」という結語に向かうこの大古典の新訳登場。

目次

第一部 神について
第二部 精神の自然の性と起源について
第三部 感情の起源と自然の性について〔抄〕
第四部 人間の奴隷状態、あるいは感情の勢力について〔抄〕
第五部 知性の力、あるいは人間の自由について
訳注
あとがき

著者プロフィール

スピノザ  (スピノザ)  (著/文

1632年11月24日オランダ、アムステルダムのユダヤ人居住区で商人の家に生まれる。両親の家系はイベリア半島でキリスト教へ改宗したユダヤ人(マラーノと呼ばれる)で、オランダに移住し、ユダヤ教の信仰生活を回復していた。ヘブライ語名バルッフ(Baruch)、ポルトガル語名ベント(Bento)、のちにラテン語名ベネディクトゥス(Benedictus)を用いた。ユダヤ教会内で早くから俊才として注目されたとも伝えられるが、1656年7月27日、23歳のときに破門を受ける。友人・弟子のサークルとつながりを保ちながら、ライデン近郊ラインスブルフ、ハーグ近郊フォールブルフを経て、ハーグに移る。1677年2月21日ハーグで歿す。同年、「エチカ」を含む『遺稿集』が刊行される。他の著作は「デカルトの哲学原理」、「神学・政治論」、「知性改善論」(未完)、「政治論」(未完)、「神、人間とそのさいわいについての短論文」、往復書簡集ほか。

佐藤一郎  (サトウイチロウ)  (編集 | 翻訳

1952年生まれ。東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。山梨大学教授。著書『哲学的冒険――形而上学へのイニシアシオン』(丸善)『個と無限――スピノザ雑考』(風行社)。訳書 『スピノザ エチカ抄』スピノザ『知性改善論/神、人間とそのさいわいについての短論文』(以上みすず書房)。論文「内と外へのまなざし――スピノザの哲学への一つの近づき」(日本哲学会編『哲学』57号)「朗らかとあきらめ――日本的ニヒリズム考」(哲学会編『哲学雑誌』123巻795号)「哲学するジャコメッティ――「夢・スフィンクス楼・Tの死」」(『みすず』447号)など。

上記内容は本書刊行時のものです。