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出版者情報
「日本国憲法」まっとうに議論するために[改訂新版]
発行:みすず書房
四六判
200ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2015年9月19日
- 登録日
- 2015年9月18日
- 最終更新日
- 2015年9月26日
書評掲載情報
2021-01-30 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2016-05-01 |
朝日新聞
評者: 愛敬浩二(名古屋大学教授・憲法学) |
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紹介
樋口陽一『「日本国憲法」まっとうに議論するために[改訂新版]』
いまこそ憲法を語る言葉を吟味しよう――本格的入門書
今こそ憲法を語る言葉を吟味せよ。
日本を代表する憲法学者が、「憲法とは」「人としての権利」「市民としての権利」「第九条」についてなど、5回の授業をするような講義形式でシャープに解説する。
現在、国会をとりまく大きなうねりがあるなか、昨今の情勢を鑑み、
「政権交代」「決める政治と決めさせない政治」「2012 年自民党改憲案の日本社会像」などの項目を新たに書き下ろし、新しい「あとがき」を付けておくります。
憲法と、民主主義について語るための格好の手引き。憲法全文も収録。
憲法の基本理念――「国家」「国民」「個人」「人権」「主権」などについて、どう考えればよいのか、重要なことを解説します。まさに今、法について、民主主義について語るための格好の書。
(*2006年刊の《理想の教室》版(10代の高校生・大学生はもちろん、学ぶ意欲をもつすべての人に開かれた「教える-学ぶ」ためのシリーズ)を増補改訂。
現在のシリアスな状況をしっかりとふまえた加筆改訂が行なわれ、満を持しておくります。)
目次
はじめに
第1章 「憲法」とは ―― 四つの89年
第2章 「人」としての権利(1)―― 個であることの「淋しさ」に耐える
第3章 「人」としての権利(2)―― 自由と・または公正
第4章 「市民」としての権利 ―― 公共社会を自分たちがつくる
第5章 第九条 ――「汝、平和を欲すれば…」
おわりに
あとがき(2015.8)
上記内容は本書刊行時のものです。