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出版者情報
故国喪失についての省察
巻次:1
Reflections on exile and other essays. (抄訳)
発行:みすず書房
縦22mm
345, 8ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2006年4月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2014-12-21 |
東京新聞/中日新聞
評者: 早尾貴紀(東京経済大学准教授) |
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紹介
35年にわたる批評実践の集大成としての評論集。メルロ=ポンティからグレン・グールドまでを論じた17編を収録。故国喪失と批評のかかわりを軸に、サイード思想のエッセンスを伝える。
目次
批評と故国喪失
受肉の迷宮-モーリス・メルロ=ポンティ
未解決のアマチュア-E.M.シオラン
終わりなき内戦-T.E.ロレンス
偶然性と決定論のはざまで-ルカーチの『美学』
コンラッドとニーチェ
ヴィーコ-身体とテクストの鍛錬=学問に関して
どん底への観光旅行-ジョージ・オーウェル
黒幕-ウォルター・リップマン
信仰者にかこまれて-V.S.ナイポール
エジプトの儀礼
批評の未来
故国喪失についての省察
ミシェル・フーコー 一九二七‐一九八四
演奏された時を求めて ピアニスト芸術における存在と記憶-グレン・グールド
牛の角に突き殺されない方法-アーネスト・ヘミングウェイ
R.P.ブラックマーの地平
被植民者を表象する-人類学の対話者たち
上記内容は本書刊行時のものです。