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出版者情報
マリー・キュリー
巻次:1
発行:みすず書房
縦200mm
401ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1999年11月
- 登録日
- 2019年5月21日
- 最終更新日
- 2019年5月21日
紹介
ラジウム発見から100年、夫妻二人の放射能発見に対してノーベル物理学賞が贈られ、マリーは1911年に単独で、放射性元素の発見に対する二度目の賞(化学賞)を受けた。女性初のノーベル賞受賞であり、再度の受賞例はほかにない。本書では近年初公開の資料-夫ピエールの死後一年間にわたるマリーの日記や、同僚の科学者ランジュヴァンとの恋愛スキャンダルに際した友人たちの証言集などが駆使される一方、従来の資料にも新たな息吹がふきこまれ、時代背景と科学界のこまやかな描写とともに、あふれるばかりに感情ゆたかなマリー像が生涯にわたって再現される。
目次
第1章 家族-信念の人々
第2章 二重生活
第3章 つらい日々
第4章 貴重な自由
第5章 美しいこと
第6章 願いのすべて
第7章 ラジウム発見
第8章 物質論
第9章 ノーベル賞
第十章 家庭への回帰
第十一章 悲嘆と絶望
上記内容は本書刊行時のものです。