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カーニハンのUNIX回顧録 ブライアン・カーニハン(著) - 丸善出版
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カーニハンのUNIX回顧録 (カーニハンノユニックスカイコロク)

コンピュータ
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発行:丸善出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ13mm
230ページ
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-621-31179-0   COPY
ISBN 13
9784621311790   COPY
ISBN 10h
4-621-31179-4   COPY
ISBN 10
4621311794   COPY
出版者記号
621   COPY
Cコード
C3055  
3:専門 0:単行本 55:電子通信
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年9月25日
書店発売日
登録日
2025年7月22日
最終更新日
2025年9月17日
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紹介

Unixは1969年にAT&Tのベル研究所で誕生して以来コンピュータ技術の歩みそのものを変え,今日,その派生物は社会に欠かせない数多くのシステムの中核にある.

本書はUnixの起源に目を向け,Unixとは何であり,どのようにして生まれ,なぜ重要なのかを説明しており,コンピュータあるいは発明の歴史に興味のある人なら誰にでも読んでもらえるように書かれている.

Unixの物語は,ソフトウェアの設計と構築,そしてコンピュータの効果的な使用方法について多くの洞察を与えてくれる.
また,技術革新がどのように起こるのかという,関連した興味深い物語もある.

なぜUnixはこれほど成功したのか? それは二度と起こりそうにない特異な出来事だろうか? これほど影響力のある結果は計画しうるのだろうか?
コンピュータの歴史において特に生産的な形成期にあった時代の素晴らしい物語のいくつかを本書で伝えたい.

目次

まえがき

第1章 ベル研究所
1.1 ベル研究所での物理学研究
1.2 通信とコンピュータサイエンス
1.3 BWK at BTL――ベル研究所のB.W.カーニハン
1.4 オフィススペース
1.5 137→127→1127→11276

第2章 最初のUNIX(1969年)
2.1 ちょっとした技術的背景
2.2 CTSSとMultics
2.3 Unixの起源
2.4 名前など何だというの?
2.5 略歴:ケン・トンプソン

第3章 第1版(1971年)
3.1 特許出願のためのUnix
3.2 Unixの部屋
3.3 Unixプログラマーズマニュアル
3.4 メモリについて一言
3.5 略歴:デニス・リッチー

第4章 第6版(1975年)
4.1 ファイルシステム
4.2 システムコール
4.3 シェル
4.4 パイプ
4.5 Grep
4.6 正規表現
4.7 Cプログラミング言語
4.8 ソフトウェアツールとRatfor
4.9 略歴:ダグ・マキロイ

第5章 第7版(1976年~1979年)
5.1 ボーンシェル
5.2 Yacc,Lex,Make
5.3 文書処理
5.4 SedとAwk
5.5 他の言語たち
5.6 その他の貢献

第6章 研究の先へ
6.1 プログラマーズワークベンチ
6.2 大学ライセンス
6.3 ユーザグループとUsenix
6.4 ジョン・ライオンズの注釈書
6.5 移植性

第7章 商業化
7.1 分割
7.2 USLとSVR4
7.3 UNIX™
7.4 広報活動

第8章 子孫たち
8.1 バークレー・ソフトウェア・ディストリビューション
8.2 Unix戦争
8.3 MinixとLinux
8.4 Plan 9
8.5 ディアスポラ――故郷からの離散

第9章 遺産
9.1 技術
9.2 組織
9.3 顕彰
9.4 歴史は繰り返すだろうか?

情報源
訳者あとがき
索引

上記内容は本書刊行時のものです。