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HL7 FHIR
新しい医療情報標準
発行:丸善出版
B5判
縦257mm
横182mm
332ページ
定価
8,400円+税
- 初版年月日
- 2020年5月25日
- 書店発売日
- 2020年5月25日
- 登録日
- 2020年3月6日
- 最終更新日
- 2020年5月21日
紹介
電子カルテをはじめとする病院情報システムは、複数の企業が製造・供給しており、異なる医療施設間や同じ施設内でも異なるシステム間で医療データを相互利用するためには、すべての情報が共通した形式やコードをもとに記述される必要がある。このうち、電子カルテなどの医用文字情報の国際的な標準規格がHL7規格であり、HL7規格の中で最も新しい、次世代の仕様がFHIRである。最新のウェブ標準に対応し、実装のしやすさから、世界中で医療システム相互運用の基盤となってきている。
日本では、地域医療連携、救急・災害医療提供体制の強化などの観点から、国を挙げて医療情報共有を推し進められており、HL7 FHIRはその中核を担うとして期待されている。本書はHL7 FHIR開発に関わる著者が実務者に向けて書いた入門的な内容となっており、これからの日本の医療情報の基盤となる書籍である。
目次
Part I 概論
1 健康情報学の簡単な歴史と概要
2 アメリカヘルスケアシステム
3 現実世界における健康情報科学
Part II 患者と対面する医療を越えて
4 権限を手に入れた患者
5 健康情報の交換
6 FHIRの保険者向けアプリ
Part III 相互運用性の本質
7 データと相互運用性の標準規格
8 前FHIR相互運用性と臨床意思決定支援標準
9 FHIR
10 SMART on FHIR
Part IV ニューフロンティア
11 mHealth
12 公衆衛生とポピュレーションヘルス
13 分析と可視化
上記内容は本書刊行時のものです。