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ステドール 数学の歴史
発行:丸善出版
四六判
縦188mm
横128mm
168ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2020年1月31日
- 書店発売日
- 2020年2月3日
- 登録日
- 2019年12月5日
- 最終更新日
- 2020年1月24日
紹介
従来、数学史の類書は編年体で書かれ、しかも過去の数学がいかに現代数学に貢献したかを記述するものが多数を占めてきた。しかし本書では、「数学史」を歴史学の一分野として捉え、過去の数学をその時代の文脈の中で解釈することの重要性を具体的に提示する。数学史とは何か、そして何を目的とするのか、数学史研究の面白さ、数学史研究法の最先端を、類書にはほとんど見られない新鮮な題材とともに読めるユニークな書。
目次
第1章 数学:神話と歴史
フェルマとフェルマの最終定理/象牙の塔の歴史/飛び石の歴史/エリートの歴史
第2章 数学とは何か、そして数学者とは誰なのか?
算の意味をたどる/「数学」の意味をたどる/数学とは何か?/数学者とは誰なのか?
第3章 いかにして数学的アイデアは広まるのか?
脆弱性、希少性、曖昧性/時を経た保存/距離を隔てた保存/人々を忘れない
第4章 数学を学ぶ
バビロニアの教室/カンブリアの教室/少女たち/独学者たち/一体なぜ数学を学ぶのか?
第5章 数学者としての生活
パトロン体制の類型/経済的支援からプロ意識へ/学術機関、出版物、会合
第6章 数学内容に入る
再解釈/誰が最初に・・・?/正しくする
第7章 数学史記述法の発展
参考文献
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。