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家政婦と不機嫌な子爵
新書判
重さ 120g
256ページ
定価
827円+税
- 初版年月日
- 2019年12月5日
- 書店発売日
- 2019年11月22日
- 登録日
- 2019年10月10日
- 最終更新日
- 2019年10月10日
紹介
家政婦と子爵の十年愛を阻むのは、
身分の差だけではなかった……。
家政婦クロエは、亡き雇い主の親族で子爵のルークと久々に再会した。
ふたりは10年前に身分の差を超えて惹かれ合っていたが、
無制限の手当つきでという愛人契約をクロエが拒んで以来、
徹底して顔を合わせずに過ごしてきたのだ。
今、雇い主の葬儀に駆けつけた彼を見た瞬間、彼女は心をかき乱された。
ルーク……いいえ、子爵閣下。そう呼ばなくては。
どれだけ想っていても、彼とは一線を引くべき理由があるから。
長い時を経て、愛しのルークから今度は正式に求婚されるが、
それでもクロエは断った――すべては、娘ではない“娘”を守るために。
亡き雇い主は10年前、赤ん坊を連れた自称“未亡人”のクロエの素性を深追いせず、身の上話に無理があるのを承知で雇いました。そして遺書で、クロエの“娘”の父親を探すよう、ルークに使命を与えていて……。切ない真実と恋のゆくえをどうぞお見逃しなく!
上記内容は本書刊行時のものです。