版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
スマホを捨てたい子どもたち 山極 寿一(著/文) - ポプラ社
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

スマホを捨てたい子どもたち (スマホヲステタイコドモタチ) 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方 (ヤセイニマナブミチノジダイノイキカタ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:ポプラ社
新書判
194ページ
定価 860円+税
ISBN
978-4-591-16613-0   COPY
ISBN 13
9784591166130   COPY
ISBN 10h
4-591-16613-9   COPY
ISBN 10
4591166139   COPY
出版者記号
591   COPY
Cコード
C0240  
0:一般 2:新書 40:自然科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年5月8日
最終更新日
2020年7月15日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

京大総長でゴリラ研究者の著者による「未知の時代」の人とのつながり方。

先が見えない時代、人間にとってもっとも大切なことと何か。
自然の脅威、テクノロジーの進化をどう受け入れ、どう豊かに生きるか。

講演会で、多くの高校生がスマホを手にしながら、「スマホを捨てたい」と言った。彼らはなぜ、スマホで人とつながることに漠然とした不安を感じているのか。およそ200万年前の人類の歴史とゴリラ研究の見地から、これからの「未知の時代」を生きる、生物としての人間らしさを考える。先が見えない時代、自然やテクノロジーと共生していくために。

第1章 スマホだけでつながるという不安――ゴリラ学者が感じる人間社会の変化 
第2章 僕はこうしてゴリラになった――生物としての人間を知るために 
第3章 言葉は人間に何をもたらしたのか――ゴリラから見た人間世界 
第4章 人間らしさって何?――皆で食べ、育て、踊る人間の不思議 
第5章 生物としての自覚を取り戻せ――AIに支配されないために 
第6章 未来の社会の生き方――生活をデザインするユートピアへ


山極寿一(やまぎわ・じゅいち)
1952年、東京都生まれ。霊長類学・人類学者。京都大学総長。京都大学理学部卒、京大大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学、理学博士。ゴリラ研究の世界的権威。ルワンダ・カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンターのリサーチフェロー、京大霊長類研究所助手、京大大学院理学研究科助教授を経て同教授。2014年10月から京大総長、2017年6月から2019年6月まで国立大学協会会長、2017年10月から日本学術会議会長を兼任。『「サル化」する人間社会』(集英社インターナショナル)、『京大式おもろい勉強法』(朝日新聞出版)、『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』(毎日新聞出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。