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名もなき王国
発行:ポプラ社
四六判
479ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2018年8月3日
- 登録日
- 2018年6月22日
- 最終更新日
- 2018年7月18日
書評掲載情報
2020-08-23 | 読売新聞 朝刊 |
2018-12-16 |
毎日新聞
朝刊 評者: 辻原登(作家) |
2018-09-01 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 大森望(翻訳家) |
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紹介
ロマンティック。つまり小説的。
――いとうせいこう
美しく作りこんだ物語を倒壊させ
見事に読者の足をすくう
――金原瑞人
眩惑的な構成で読者を踏み迷わせる大作
――千街晶之
物語の豊饒な海に生まれた
一顆(いっか)のバロック真珠
――皆川博子
三人の小説家は、語り、騙る――。
俊英が放つ圧倒的傑作!
「あの時以来、僕は伯母の『王国』の住人でありつづけているのです」
売れない小説家の私が若手作家の集まりで出会った、聡明な青年・澤田瞬。
彼の伯母が、敬愛する幻想小説家・沢渡晶だと知った私は、
瞬の数奇な人生と、伯母が隠遁していた古い屋敷を巡る
不可思議な物語に魅了されていく。
なぜ、この物語は語られるのか。
謎が明かされるラスト8ページで、世界は一変する。
深い感動が胸を打つ、至高の“愛”の物語。
上記内容は本書刊行時のものです。