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ポスト政治の政治理論
ステークホルダー・デモクラシーを編む
A5判
366ページ
上製
価格
5,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年8月24日
- 書店発売日
- 2019年8月24日
- 登録日
- 2019年7月10日
- 最終更新日
- 2019年9月4日
書評掲載情報
2022-06-11 |
朝日新聞
朝刊 評者: 犬塚元(法政大学教授・政治思想史) |
2020-01-01 |
図書新聞
2020年1月1日号 評者: 早川誠 |
2019-12-21 |
図書新聞
2019年12月21日号 評者: 山本圭、五野井郁夫 |
2019-09-30 | 東奥日報 |
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紹介
同じ自治体や国に暮らすからといって、人びとがかならず利害を共有するとは限らない。行政の境界を越え、その地域に居住しない人も含めた利害関係者(ステークホルダー)は、協働して地域の将来像を描くことができるのか。利害が複雑に絡みあう現代において、原発など迷惑施設・危険施設を例にとり、民主的な意思決定を実現するための新たな政治主体像を提起する。
目次
序文 なぜデモクラシーか
第1章 なぜステークホルダー・デモクラシーか
第1節 背景――ポスト政治の時代
第2節 問い――いかなるデモクラシーを、何のために
第3節 方法――ポスト政治の政治理論を求めて
第2章 ステークホルダー分析──民主的統治主体の定位
第1節 ステークホルダーとは何か――主体像の導出
第2節 ステークホルダーとは誰か――分析の方法
第3節 分析政治のデザイン
第3章 ステークホールディング──主体化へ向けた基本権保障
第1節 主体化のための基本権秩序
第2節 福祉ガバナンスの価値原理
第3節 主体性実現のための制度的条件
第4章 マルチステークホルダー・プロセス──民主的統治への多回路化
第1節 民主的正統性の多回路化
第2節 企業経営における政治的なもの
第3節 企業権力の民主的統御
第5章 ステークホルダーによる民主的統治
第1節 決定に先立つ政治
第2節 決定へ至る政治
第3節 決定に続く政治
結語 織り成されるヴィジョン
あとがき
参考文献/索引
上記内容は本書刊行時のものです。