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音楽テイストの大転換
ハイドンからブラームスまでの演奏会プログラム
四六判
642ページ
上製
価格
6,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年1月
- 書店発売日
- 2016年1月25日
- 登録日
- 2015年12月8日
- 最終更新日
- 2018年1月25日
書評掲載情報
2016-07-09 |
図書新聞
評者: 土田英三郎 |
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紹介
何が、そして、誰が、「クラシック」となったのか。18世紀後半から19世紀終わりにかけて、ウィーン・ライプツィヒ・ロンドン・パリという音楽都市で、人びとの音楽テイストが分化していく過程を、当時の「演奏会プログラム」を分析して実証的にたどり、演奏会における各種の慣習の変化から、音楽そのもののあり方が転換していく一大パノラマを示す。当時のプログラムなど図版多数。
目次
演奏会プログラムの図版
テキスト表記による演奏会プログラム事例
謝辞
日本語版への謝辞
序章
第Ⅰ部 寄せ集めと同僚主義の時代――一七五〇~一八〇〇年
第一章 概念と文脈
第二章 寄せ集め方式のいろいろ
第Ⅱ部 危機と実験の時代――一八〇〇~一八四八年
第三章 音楽アイデアリズムと旧秩序の危機
第四章 室内楽演奏会の興隆
第五章 慈善演奏会とヴィルチュオーソ演奏会における慣習と実験
第六章 管弦楽演奏会のクラシカル・レパートリー形成へ向けて
第七章 プロムナード・コンサート――「ポップス」の興隆
第Ⅲ部 新秩序の創立期――一八四八~一八七五年
第八章 クラシカル音楽が覇権を確立する
第九章 一般公衆のための声楽
エピローグ――一九一四年における音楽界の状況
訳者あとがき
主要文献目録
索引
上記内容は本書刊行時のものです。