版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
お母さんは忙しくなるばかり ルース・シュウォーツ・コーワン(著) - 法政大学出版局
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

絶版

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|中|八木
直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

お母さんは忙しくなるばかり (オカアサンハイソガシクナルバカリ) 家事労働とテクノロジーの社会史 (カジロウドウトテクノロジーノシャカイシ)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
四六判
340ページ
上製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-588-36414-3   COPY
ISBN 13
9784588364143   COPY
ISBN 10h
4-588-36414-6   COPY
ISBN 10
4588364146   COPY
出版者記号
588   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
絶版
初版年月日
2010年10月
書店発売日
登録日
2010年9月17日
最終更新日
2024年3月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2017-04-16 毎日新聞  朝刊
評者: 阿古真理(作家、生活史研究家)
2014-09-21 朝日新聞
評者: 水無田気流(詩人、社会学者)
2010-12-05 日本経済新聞
2010-11-28 東京新聞/中日新聞
MORE
LESS

重版情報

3刷 出来予定日: 2015-02-06
MORE
LESS
19世紀以来の工業化、20世紀の家庭電化による家事労働の再編は、主婦の仕事を本当に楽にしたのだろうか? かつては夫や子どもたち、さらには使用人も含めて分担していた家事労働が、テクノロジーの進化とともに主婦に集約されてゆくアイロニカルな過程、今日まで強固に存在する「男女別領域」の教義が確立される過程を、社会史・技術史の視点から描いた家事労働論の基本文献。柏木博氏推薦。

紹介

19世紀以来の工業化、20世紀の家庭電化による家事労働の再編は、主婦の仕事を本当に楽にしたのだろうか? かつては夫や子どもたち、さらには使用人も含めて分担していた家事労働が、テクノロジーの進化とともに主婦に集約されてゆくアイロニカルな過程、今日まで強固に存在する「男女別領域」の教義が確立される過程を、社会史・技術史の視点から描いた家事労働論の基本文献。柏木博氏推薦。〔社会史・技術史〕

目次

  日本語版へのまえがき
  謝 辞
  図 

第1章 序 説
   ──家事労働とその道具 1
第2章 主婦であること
   ──工業化以前における家事労働とその道具 15
第3章 家事労働の始まり
   ──工業化の初期 39
第4章 20世紀における家事テクノロジーの変化 71
第5章 たどることのなかった道
   ──家事労働のもう一つの社会学的・技術的
    アプローチ 105
第6章 1900~40年の家事テクノロジーと家事労働 161
第7章 第二次世界大戦後 207
終 章 お母さんの労働は減るだろうか 235

  訳者あとがき 239
  原 注
  文献解説
  索 引

版元から一言

・テクノロジーの進化が家事労働にもたらした影響について、従来の常識をくつがえす力篇です。

著者プロフィール

ルース・シュウォーツ・コーワン  (コーワン,R.S.)  (

ニューヨーク州立大学教授を経て,現在,ペンシルベニア大学教授.専門は科学技術の社会史.1992-94年には米国技術史学会(Society for the History of Technology/SHOT)の会長を務めた.本書のほか,Our Parents’ Lives: The Americanization of Eastern European Jews(『東欧からのユダヤ系移民の生活と米国民化』Basic Books, 1989. 夫君Neil M. Cowanと共著),A Social History of American Technology(『米国技術の社会史』Oxford University Press, 1997),Heredity and Hope: The Case for Genetic Screening(『遺伝と希望──遺伝子スクリーニングと優生学の比較』Harvard University Press, 2008)の著書がある.

高橋 雄造  (タカハシ ユウゾウ)  (

東京に生まれる.東京大学工学部電子工学科卒業.同大学大学院博士課程修了.工学博士.中央大学勤務を経て,2008年3月まで東京農工大学教授.日本科学技術史学会会長.1975-77年,西ドイツ(当時)アレクサンダー・フォン・フンボルト財団給費研究員としてミュンヘン工科大学に留学.1991-92年,米国ワシントンDCのスミソニアン国立アメリカ歴史博物館に留学.1996年に博物館学芸員資格を取得.専門は高電圧工学,技術史,博物館学.
著書に,『博物館の歴史』(法政大学出版局,2008年.2010年度全日本博物館学会賞受賞),『ミュンヘン科学博物館』(編著,講談社,1978年),『てれこむノ夜明け──黎明期の本邦電気通信史』(共編著,電気通信調査会,1994年),『ノーベル賞の百年──創造性の素顔』(共同監修,ユニバーサル・アカデミー・プレス,2002年),『岩垂家・喜田村家文書』(監修,創栄出版,2004年),『百万人の電気技術史』(工業調査会,2006年),『静電気がわかる本』(工業調査会,2007年),その他がある.

上記内容は本書刊行時のものです。