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身体の哲学と現象学 〈新装版〉
ビラン存在論についての試論
四六判
406ページ
上製
価格
4,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年5月
- 書店発売日
- 2016年5月20日
- 登録日
- 2016年4月13日
- 最終更新日
- 2018年1月25日
紹介
意識の根本に〈身体〉を据えたメーヌ・ド・ビランとの対話を通して生の哲学を基礎づけ、主観性が身体と不可分のものであることを示してビラン哲学を蘇らせる。
目次
序論 身体に関する問いの見かけ上の偶然性と、身体の存在論的分析の必要性
第一章 身体についてのビランの分析の哲学的諸前提
第一節 ビラン存在論の現象学的諸前提
第二節 諸カテゴリーの超越論的演繹
第三節 エゴについての理論と魂の問題
第二章 主観的身体
第三章 運動と感覚作用
第一節 諸感官の統一性およびわれわれのイマージュとわれわれの運動との関係の問題
第二節 知の統一性として解釈された身体の統一性。習慣と記憶
第三節 感性的個体性としての人間存在の個体性
第四章 諸記号の二重の使用と自己の身体の構成の問題
第五章 デカルト的二元論
第六章 メーヌ・ド・ビランの思想の批判。受動性の問題
結 論 身体の存在論的理論と受肉の問題。肉と霊
原注
訳注
解説 メーヌ・ド・ビランとミシェル・アンリ
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。