版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
儀礼としての相互行為 〈新装版〉 アーヴィング・ゴッフマン(著) - 法政大学出版局
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|中|八木
直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

儀礼としての相互行為 〈新装版〉 (ギレイトシテノソウゴコウイ) 新訳版 対面行動の社会学 (タイメンコウドウノシャカイガク)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
四六判
342ページ
上製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-588-09951-9   COPY
ISBN 13
9784588099519   COPY
ISBN 10h
4-588-09951-5   COPY
ISBN 10
4588099515   COPY
出版者記号
588   COPY
Cコード
C1336  
1:教養 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年6月
書店発売日
登録日
2012年5月16日
最終更新日
2012年6月8日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

人と人との対面的状況における行為のパターンを詳細に分析・体系化し、相互行為の場における儀礼的要素を抽出しつつ、その社会的機能を究明する。デュルケームの影響の下に独自のコミュニケーション研究を行ない、フィールド・ワークに基づく日常生活の微視的分析をもとに、社会的存在としての人間の行動原理を儀礼(習慣)の観点から基礎づけたゴッフマン社会学の主著。

目次

 凡例
 謝辞
 序文

第一章 面目-行為──社会的相互行為における儀礼的要素について
各種の基本的面目-行為
点をかせぐ──面目-行為の攻撃的利用
適切な面目-行為を選ぶ
面目-行為における協力
自己の儀式的役割
会話の相互行為
面目と社会的関係
儀礼的秩序の性質

第二章 敬意表現と品行の性質
初めに
敬意表現
品行
敬意表現と品行
儀礼的冒瀆
結論

第三章 当惑と社会的組織
当惑という言葉
当惑の原因
当惑の領域
当惑の社会的機能

第四章 相互作用からの心的離反
I 序論
II かかわり合いの義務
III 心的離反の形態
IV かかわり合いにともなう侵害がもっている連鎖する性質
V かかわり合っているという見せかけ
VI 枠組みの一般化
VII 結論

第五章 精神的症候と公序良俗

第六章 アクションのあるところ
I チャンス
II 結果性
III 運命性
IV 実際的なギャンブル
V 適応
VI アクション
VII アクションのあるところ
VIII 性格
IX 性格の競争
X 結論

 原注
 訳者あとがき
 人名索引
 訳語対応表・事項索引 

著者プロフィール

アーヴィング・ゴッフマン  (ゴッフマン,E.)  (

(Erving Goffman)
1922-83。現代アメリカの代表的な社会学者。カナダに生まれ、トロント大学卒業後アメリカに移住。シカゴ大学大学院(社会学専攻)に進み、W.L.ウォーナーに師事。49年同大学で修士号を取得し、同年より51年までエディンバラ大学の社会人類学科に籍を置き、シェトランド諸島のフィールドワークに従事。
53年にその成果をまとめた論文でシカゴ大学より博士号を受ける。54年より57年まで合衆国国立精神衛生研究所の研究員として研究のかたわら、精神病患者の参与観察を行なう。カリフォルニア大学バークレー校教授、ハーバード大学国際問題研究センター特別研究員、ペンシルバニア大学人類学・社会学系教授を歴任。この間、61年マッキーヴァー賞を受賞、82年アメリカ社会学会長に選任される。本書(67)のほか、『行為と演技──日常生活における自己呈示』(59)、『出会い──相互行為の社会学』(61)、『アサイラム──施設被収容者の日常世界』(61)、『スティグマの社会学──烙印を押されたアイデンティティ』(63)、『集まりの構造──新しい日常行動論を求めて』(63)等の著作がある。

浅野 敏夫  (アサノ トシオ)  (

1947年に生まれる。茨城大学文理学部英文学科卒業。茨城キリスト教大学教授。現代アメリカ文学専攻。2012年4月死去。
訳書:エドマンドソン『反抗する文学』、アイスラー『聖なる快楽』、テイラー『ノッツ nOts』、ワイス『危険を冒して書く』、ジラール『ミメーシスの文学と人類学』、カーン『時間の文化史』『空間の文化史』、パウエル『エロスと精気』、スタム『転倒させる快楽』、クンデラ『小説の精神』(共訳)、ジェイ『文化の意味論』──以上、法政大学出版局刊。アイスナー『カフカとプラハ』(共訳)、テツマロ・ハヤシ編『スタインベックの創作論』──以上、審美社刊。『スタインベック書簡集』(共訳)──大阪教育図書刊。

上記内容は本書刊行時のものです。