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ベルリン散歩 フランツ・ヘッセル(著) - 法政大学出版局
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ベルリン散歩 (ベルリンサンポ)

歴史・地理
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四六判
422ページ
上製
価格 4,000 円+税   4,400 円(税込)
ISBN
978-4-588-01181-8   COPY
ISBN 13
9784588011818   COPY
ISBN 10h
4-588-01181-2   COPY
ISBN 10
4588011812   COPY
出版者記号
588   COPY
Cコード
C1398  
1:教養 3:全集・双書 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年6月26日
書店発売日
登録日
2025年4月24日
最終更新日
2025年6月26日
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紹介

ベンヤミンの街歩きの師であり、プルースト『失われた時を求めて』を共訳したことでも知られるユダヤ人作家、フランツ・ヘッセル(1880–1941)の主著を初邦訳。「遊歩とは、通りを読むという一種の読書である」。1920年代のベルリンを歩き、街路の細部に目を向け、そこに宿る歴史を「読む」ことで浮かび上がる都市のイメージ。ベンヤミンによる書評「遊歩者の帰還」(1929)の新訳を付す。

目次

不審者
わたしは学ぶ
労働について少しばかり
モードについて
生きる喜びについて
周遊
動物たちの宮殿
ベルリンの大通り
旧西
ティーアガルテン
ラントヴェーア運河
クロイツベルク
テンペルホーフ地区
ハーゼンハイデ
ノイケルン地区を経由してブリッツへ
汽船の音楽
東へ

北西
フリードリヒ街
デンホフ広場
新聞街
南西
ベルリンっ子へのあとがき
遊歩者の帰還 ヴァルター・ベンヤミン
訳者あとがき
地図

著者プロフィール

フランツ・ヘッセル  (ヘッセル フランツ)  (

フランツ・ヘッセル(Franz Hessel)
1880年にシュチェチン(現ポーランド、当時はドイツ帝国領)に生まれる。幼少期に一家でベルリンに移住し、同地で高校時代までを過ごしたのち、ミュンヒェン、パリと移り住み、多くの芸術家と交流。第一次大戦後はベルリンの出版社の原稿審査係となり、1938年にフランスに亡命するまで編集、翻訳、自著の執筆を続けた。1941年に亡命先の南仏で病没。著書に、小説『パリのロマンス』(1920)、『秘密のベルリン』(1927)、散文集『後夜祭』(1929)、エッセイ『マルレーネ・ディートリヒ』(1931)など、訳書に、スタンダール『恋愛論』(1921)、カサノヴァ『回想録』(共訳、1925)、プルースト『失われた時を求めて』(第二篇・第三篇、共訳、1926/30)、バルザック『ゴリオ爺さん』(1935)、ジュール・ロマン『善意の人々』(1~7巻、1935–38)などがある。

岡本 和子  (オカモト カズコ)  (

岡本 和子(オカモト カズコ)
1974年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、明治大学文学部教授。共著に「戦間期ベルリンのメールヒェン──ユーリウス・ベルストル『ベルリン・シュレージェン駅』に描かれた暴力」(『暴力の表象空間──ヨーロッパ近現代の危機を読み解く』法政大学出版局、2024)、「異質なものが作り出す磁場──ナポレオン軍による占領前後のベルリン文学風景」(『ベルリン──砂上のメトロポール』竹林舎、2015)、『ドイツ文学の道しるべ』(ミネルヴァ書房、2021、共編著)、共訳書に『ベンヤミン・コレクション4~7』(筑摩書房、2007–2014)、論文に「住むことのできない街ベルリン──近代ドイツ文学を手がかりに」(『文芸研究』第143号、2021)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。