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反教養の理論
大学改革の錯誤
四六判
214ページ
上製
価格
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年7月
- 書店発売日
- 2017年7月18日
- 登録日
- 2017年6月6日
- 最終更新日
- 2020年6月30日
書評掲載情報
2017-08-20 |
読売新聞
朝刊 評者: 納富信留(東京大学教授、ギリシャ哲学研究者) |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2018-02-15 |
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紹介
現代オーストリアを代表する哲学者が、グローバル化した「知識社会」で経済効率やランキング競争一辺倒になったヨーロッパの大学改革を徹底批判し、すでに27刷を重ねた異例のベストセラー。「反教養」に支配され、実学重視の名のもとに繰り返されてきた場当たり的で空疎な教育改革ではなく、人間性の批判的啓蒙と伝統に根ざした大学の再生を問う。教員・学生・市民必読の書。
目次
日本語版への序
序 言
第一章 億万長者になるのは誰か、
あるいは知っておかなければならないことのすべて
第二章 知識社会は何を知っているか?
第三章 教養・半教養・反教養
第四章 PISA──ランキングという妄想
第五章 知識にはどれくらいの重みがあるか?
第六章 ボローニャ──ヨーロッパ高等教育圏の空虚さ
第七章 エリート教育と反啓蒙
第八章 差引勘定の結果としての知識の価値
第九章 教育改革との決別
原 注
訳 注
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。