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三島由紀夫の国体思想と魂魄
発行:勉誠出版
A5判
328ページ
定価
4,200円+税
- 書店発売日
- 2018年9月28日
- 登録日
- 2018年9月3日
- 最終更新日
- 2018年9月3日
紹介
「生命尊重のみで、魂は死んでもいいのか」「生命以上の価値とは、われわれの愛する、歴史と伝統の国、日本である」と国民の覚醒と自尊自立を訴えた三島由紀夫。
「伝統と革新の均衡」を思想基盤とした、国家論と国体思想を、客観的かつ精密に究明。
魂魄の真価が今よみがえる。
目次
はじめに
今、なぜ三島由紀夫の日本国家論に光を当てるのか
本論考を作動させる機軸
本論考の概略
第一章 三島由紀夫の国家思想を解剖する
第一節 三島由紀夫の描いた日本国家像の軌跡
第二節 三島由紀夫の国家思想の特質
第二章 国体思想の「光と影」を映し出す
第一節 国体理念を多角的に解析する
第二節 国体論と西欧思想との関係性
第三節 国体論の「正と負の遺産」を総括する
第三章 三島由紀夫の魂魄に感応する
第一節 国体理念から憂国へ、そして自決へ
第二節 国家の本質を考究する
第三節 国家から派生する諸問題を根源から追究する
第四節 「ネーションとしての日本国家」を試みに構想する
第五節 生命以上の価値と永遠の生命
上記内容は本書刊行時のものです。