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戦争社会学の構想 : 制度・体験・メディア
発行:勉誠
縦220mm
444,13ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年7月
- 登録日
- 2016年4月4日
- 最終更新日
- 2016年4月4日
紹介
総力戦から"新しい戦争"まで-歴史学、軍事学、政治学、文化人類学、メディア研究などさまざまな学問分野の知見をとりこみ、新たな研究のフィールドを拓く。「戦争と社会との関わり」および「戦争を駆動する力学」を問う戦争社会学の挑戦。
目次
第1部 「戦争」研究の系譜と社会学(戦争社会学と戦中派経験
戦争社会学への挑戦-日本近代を問う
戦争研究と軍隊研究-ミリタリー・ソシオロジーの展望と課題
「戦争」研究と自分史-シンポジウム「『戦争』研究の視角-社会学と歴史学の交差」より)
第2部 「戦争」を社会学するための方法論(沖縄戦の後遺症とトラウマ的記憶
満洲引揚者のライフヒストリー研究の可能性-歴史実践としての『下伊那のなかの満洲』
「戦争」をめぐる言説変容-体験論とメディアの力学
消費社会の記述と冷戦の修辞
ジェンダーの視点から見る戦争・軍隊の社会学)
第3部 戦争の社会学/社会史の展開(ドイツ歴史学における戦争研究-戦争の経験史研究補遺
「歴史学と社会学の交差」についての偶感-『戦争社会学ブックガイド』をめぐって
帝国と冷戦の"捨て石"にされた島々-戦場から基地化・難民化へ
ポイエティークとしての慰霊と戦跡-戦死者表象をめぐる社会学・人類学
戦争の記憶と観光-グアムに見る戦争観光の三類型
「新しい戦争」をどう考えるか-ハイブリッド安全保障論の視座
「文化遺産」と戦争をめぐる問い)
上記内容は本書刊行時のものです。