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明治が歴史になったとき 佐藤雄基(編集) - 勉誠出版
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アジア遊学 248

明治が歴史になったとき 史学史としての大久保利謙

発行:勉誠出版
A5判
240ページ
定価 2,800円+税
ISBN
9784585227144
Cコード
C1321
教養 全集・双書 日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年6月3日
最終更新日
2020年6月3日
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書評掲載情報

2020-07-26 読売新聞  朝刊
評者: 苅部直(東京大学教授、政治学者)

紹介

歴史学は「過去」を対象とする学問である。
歴史家が「明治時代」を新たに学問の対象としたとき、そこではどのような営為がおこなわれていたのか。
近代の政治家、官僚、軍人などの個人文書を収集・公開する国立国会図書館憲政資料室の創設に関わり、数々の史料編纂等、研究のための史料環境の整備に尽力した、日本近代史研究の先駆者である大久保利謙。
その足跡を史学史・史料論・蔵書論の観点を交え検証し、日本近代史研究の誕生の瞬間を描き出す。

目次

序 論  佐藤雄基

第一部 「明治」が歴史になるとき
 大久保利謙と戦後日本近代史研究の出発  松沢裕作
 政治学者における「明治」の歴史化  松田宏一郎
 明治政府による記録編纂・修史事業と近代文書  箱石大

第二部 大久保利謙の歴史学
 大久保利謙と近代史学史研究  マーガレット・メール(翻訳:佐藤雄基・渡邉剛)
 大久保利謙と立教大学史学科(一九五八~七一)  小澤実
 大久保利謙『日本近代史学事始め』についての覚書―大久保史学の史学史的検討のために  今井修
 小伝・大久保利武―大久保家三代の系譜  松田好史

第三部 大久保史学にみるアーカイブズ・蔵書論
 大久保利武・利謙父子の学問形成と蔵書―立教大学図書館・学習院大学史料館所蔵「大久保文庫」  佐藤雄基
 国立国会図書館憲政資料室と大久保利謙の構想  葦名ふみ
 大久保利謙と蘭学資料研究会・蘭学書  大島明秀
 華族と歴史学―大久保利謙の華族研究と華族史料  小田部雄次

著者プロフィール

佐藤雄基  (サトウユウキ)  (編集

立教大学文学部准教授。専門は日本中世史、史学史。
主な著書・論文に『日本中世初期の文書と訴訟』(山川出版社、2012年)、「朝河貫一とマルク・ブロックの往復書簡戦間期における二人の比較史家」(向井伸哉・斎藤史朗との共著、『史苑』76巻2号、2016年)、「文書史からみた鎌倉幕府と北条氏―口入という機能からみた関東御教書と得宗書状」(『日本史研究』667号、2018年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。