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ニコラエフスクの日本人虐殺 アナトーリー・グートマン(著/文) - 勉誠出版
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ニコラエフスクの日本人虐殺 一九二〇年、尼港事件の真実

発行:勉誠出版
A5判
352ページ
定価 3,800円+税
ISBN
9784585222743
Cコード
C3022
専門 単行本 外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年4月16日
最終更新日
2020年4月16日
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書評掲載情報

2020-06-28 読売新聞  朝刊
2020-05-17 産經新聞  朝刊

紹介

ロシア革命後の、赤色パルチザン実態とは?
事件直後のロシア「調査委員会」報告と生き証人達の生々しい証言で、日本人が忘れさせられた暴力革命の暴虐の凄まじさが100年後の今、蘇る!
英仏米日の連合軍による「革命干渉戦争」=シベリア出兵の失敗を象徴する尼港事件、その顛末は、共産主義が人類にもたらした一億人以上の大惨禍つながる。

尼港事件とは、1920年大正9年3~6月、樺太最北端の対岸ニコラエフス港市において、4000人の赤色パルチザンが行った大虐殺であり、市街は跡形も退く消滅した。
著者アナトリー・グートマンは白系ロシア人ジャーナリストで、事件当時、日本に滞在していたが、事件直後にロシアでつくられた「調査委員会」が三か月間現地調査してまとめた報告書を基礎資料とし、自身の取材も加えて執筆したのが本書であり、1924年ベルリンで出版された。

目次

訳者解説

本 篇

第一章 ニコラエフスク事件以前のシベリアとニコラエフスクの状況
第二章 赤色パルチザンのニコラエフスク包囲攻撃
第三章 赤色パルチザン歓迎会および赤軍派の残虐行為
第四章 赤色パルチザンと日本軍守備隊の戦闘、そして日本人軍民の絶滅
第五章 監獄とアムール河における大量テロル
第六章 革命的秩序の導入
第七章 トリャピーツィンとソヴィエト政府との関係
第八章 日本軍が赤軍派を懲らしめる(四月四日、五日の出撃
第九章 大量処刑とニコラエフスクの破壊
第一〇章 ニコラエフスクの悲劇における中国人と朝鮮人
第一一章 クロステル・カムプ灯台の悲劇
第一二章 トリャピーツィンの逮捕と処刑
第一三章 日本におけるニコラエフスク事件の反響と北サハリン占領
第一四章 ニコラエフスクの悲劇の終局
結 語

証言篇
ニコラエフスク事件調査委員会について
サムイル・レヴィンの見聞記
1 ミハイル・グリゴリエフ(白軍派中佐)
2 セルゲイ・ストロド(士官学校生徒)
3 ヤーコフ・ドビソフ(リューリ兄弟商会社員)
4 アブラム・アブシャルモフ(ユダヤ人、元兵士、⑤の叔父)
5 アナトリー・アブシャルモフ(実科中学校六年生、④の甥)
6 アンナ・ボジコ(市立銀行会計係の妻)
7 エヴゲニー・ヴァシレーフスキー(収税吏)
8 セルゲイ・ブルナシェフ(ロシア人義勇隊員)
9 フィリップ・パトゥルナク(一九一八年の労働コミッサール)
10 ピョートル・ヴォロビヨフ(トリャピーツィン裁判の副裁判長)
11 セルゲイ・レポルスキー(マゴ村の司祭)
12 ニコライ・ズエフ(実科中学校卒業生)
13 パーヴェル・エポフ(協同組合副議長)
/パーヴェル・ナリョートフ(林業高等専門学校学生)
14 ゲオルギー・ヴァチェイシヴィリ(漁業者)
15 ヴァレンチナ・クヴァソヴァ(女子中学生)
16 ヨシフ・ベルマント(製材所・煉瓦工場所有者)
17 アンナ・リューリ(実業家リューリ兄弟の母)
18 ライサ・ミルレル(企業家の妻)
19 アレクセイ・メリニコフ(リューリ兄弟商会財務・出納部長)
20 ライサ・アッケルマン(鉱業家の妻、エステル・リューリの妹)
21 マリヤ・グロシ(白軍派将校の妻)
22 コンスタンチン・エメリヤーノフ(ペトロパヴロフスク管区裁判所員)
23 ヨシフ・ミハイリク(出納局会計係)
24 エカテリーナ・コトヴァ(マリインスコエ村の農婦)
25 アンドレイ・コヴァリク(ヴラシエヴォ村の農民)
/マトヴェイ・ネリューボフ(ヴラシエヴォ村の農民)
26 アレクサンドル・ヴォロパエフ(デ・カストリの軍事関係官庁の警備員)
27 ヨシフ・ディムチン(クロステル・カンプ灯台の水夫)
28 ドミトリー・ブリヴァル(小型舟艇のボイラーマン)
29 イヴァン・カザチコフ(農民パルチザン)
30 ヤーコフ・ヴァシーリエフ
(パルチザン・アンドレーエフ隊員、プイル岬の元森林巡視員)
31 ヤーコフ・カプツァン(リューリ兄弟商会のオホーツクにおける代理人)
32 ガヴリール・トゥゴフツォフ(アイヌ人パルチザン)
33 エヴドキム・ブガエンコ(パルチザン

資料篇
① サハリン州大会決議(一九二〇年八月一六日)
② トリャピーツィンの住民への通告
③ 赤軍の回状電報(一九二〇年三月三〇日)
④ アンドレーエフからの電報
⑤ 死体検視証書(一六体)
⑥ サガレン派遣軍司令官の諭告(一九二〇年八月二〇日)

訳者あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。