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遣唐使から巡礼僧へ
発行:勉誠出版
A5判
512ページ
定価
10,000円+税
- 書店発売日
- 2018年7月31日
- 登録日
- 2018年6月20日
- 最終更新日
- 2018年6月20日
紹介
国家間の外交を主軸とする時代から僧が個人として渡航する時代へ。
東アジア世界の展開とともに変容する古代・中世の対外関係を活写した22編の必読論文を集成。
目次
序 言 村井章介・榎本渉・河内春人
Ⅰ 遣唐使
1 外交関係―遣唐使を中心に―
2 遣唐使の貿易活動
3 遣唐使と新羅・渤海
4 唐の「将軍呉懐實」について
5 大伴古麻呂奏言について―虚構説の紹介とその問題点―
6 いわゆる遣唐使の停止について―『日本紀略』停止記事の検討―
7 寛平六年の遣唐使計画について
8 寛平六年の遣唐使計画と新羅の海賊
9 『古語拾遺』の識語について
10 宇佐八幡黄金説話と遣唐使
11 遣唐使と語学
Ⅱ 巡礼僧と成尋
12 遣唐使以後の中国渡航者とその出国手続きについて
13 入宋巡礼僧
14 入宋僧奝然のこと―歴史上の人物の評価をめぐって―
15 成尋―一見するための百聞に努めた入宋僧―
16 成尋生没年考
17 入宋僧成尋の夢と備中国新山寺
18 『成尋阿闍梨母集』にみえる成尋ならびに従僧の書状について
19 源隆国宛成尋書状について
20 入宋僧成尋のことなど
21 『参天台五臺山記』研究所感―虚心に史料を読む、ということ―
22 『参天台五臺山記』にみえる「問官」について
第二巻初出一覧
訂正一覧
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。