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日本犬の誕生 志村真幸(著/文) - 勉誠出版
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書店注文情報

9784585221722

日本犬の誕生

歴史・地理
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発行:勉誠出版
四六判
256ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-585-22172-2   COPY
ISBN 13
9784585221722   COPY
ISBN 10h
4-585-22172-7   COPY
ISBN 10
4585221727   COPY
出版者記号
585   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年2月24日
最終更新日
2017年2月24日
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書評掲載情報

2017-05-07 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 片野ゆか(ノンフィクション作家)
2017-04-29 日本経済新聞  朝刊
評者: 水原紫苑(歌人)
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紹介

「絶滅危機にある日本犬を守らねばならない」
日本固有の犬種の保護・飼育を目指して発足した平岩米吉らの日本犬保存会。
彼らは、真正なる「日本犬」の姿を追い求め、淵源を探り、7つの犬種を天然記念物に指定することで、純血種の保存をはかっていった。
しかし、そこには排除と選択の論理のなかで創り出された「日本犬」の姿があった。
近代化、国民国家形成、動物保護、戦争…。
博物学者・南方熊楠と平岩との対話を起点に、時代に翻弄され、淵源と純血を求められ続けた犬たちをめぐる言説をたどり、日本近代史の裏側を照らし出す。

目次

序 章

第一章 ニホンオオカミは「いつ」絶滅したのか?―平岩米吉と南方熊楠―
 一 平岩米吉と南方熊楠
 二 平岩米吉とニホンオオカミの絶滅
 三 『動物文学』とニホンオオカミ
 四 南方熊楠とオオカミ
 おわりに

第二章 ジャッカルと日本犬―犬の祖先をめぐる問題―
 一 野干はジャッカルなり
 二 犬の祖先はジャッカルかオオカミか
 三 日本犬保存会
 おわりに

第三章 「日本犬」の姿を求めて―近世以前の日本犬―
 一 本来の日本犬
 二 その後の研究

第四章 明治期日本の犬たち―洋犬の導入と日本犬の衰退―
 一 洋犬の輸入と遊猟
 二 狩猟マニュアル本に見る猟犬たち
 三 日本犬の発見
 四 日本犬保存会の設立―その前史と設立後の活動方針―
 五 秋田犬の天然記念物指定
 おわりに

第五章 日本犬保存会と天然記念物―甲斐犬の指定を中心に―
 一 日本犬保存会の成立─理事を中心に─
 二 甲斐犬の天然記念物指定
 三 番犬としての日本犬
 おわりに

第六章 昭和初期日本犬の検討―猟犬、使役犬、番犬、愛玩犬―
 一 犬を買う
 二 品種と能力
 三 日本犬を飼育した人々
 おわりに

第七章 狆と高安犬―日本犬から外された犬―
 一 狆
 二 高安犬
 三 名犬とは何か
 おわりに

第八章 日本犬と戦争―立憲政友会と軍用犬―
 一 猪野毛利栄
 二 軍用犬としての日本犬
 三 軍用犬としての限界
 おわりに

おわりに

あとがき

索 引

著者プロフィール

志村真幸  (シムラ マサキ)  (著/文

1977年神奈川県生まれ。2000年、慶応義塾大学文学部卒。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は南方熊楠研究。とくに西洋史の立場から、熊楠を近代世界のなかに位置づけることを目指している。南方熊楠研究会運営委員、京都外国語大学非常勤講師。
著書に『猫と南方熊楠』(共和国、2017年、共著)、『異端者たちのイギリス』(共和国、2016年、編著)、『南方熊楠英文論考[ノーツ・アンド・クエリーズ]誌篇』(集英社、2014年、共訳)、『南方熊楠大事典』(勉誠出版、2012年、共著)、『南方熊楠とアジア』(勉誠出版、2011年、共著)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。