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「戦没者慰霊」と近代日本
殉難者と護国神社の成立史
発行:勉誠
縦220mm
380,5ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年11月
- 登録日
- 2016年9月8日
- 最終更新日
- 2016年9月8日
紹介
近代日本が創り上げた戦没者をたたえるシステム。それは明治維新、日清・日露戦争を経て、太平洋戦争で大きく展開した。靖国神社を中心に形成された「慰霊」の歴史を辿りながら、戦没者を祀ることの意味を知る。戦争・歴史認識問題が再び注目される今、もう一度その歴史を見つめ直す。
目次
序章 研究対象としての「戦没者慰霊」
第1章 招魂社の役割と構造-京都の「戦没者慰霊」
第2章 近代日本の「戦没者慰霊」行事-招魂祭・戦死者葬儀
第3章 日清・日露戦争期の戦死者追弔行事と仏教界
第4章 大正・昭和戦前期の戦死者追弔行事
第5章 一九三〇~五〇年代「戦没者慰霊」の動向-護国神社を中心に
第6章 護国神社の「地域」性について
第7章 もう一つの靖国-靖国寺を素材に
結論 日本の「戦没者慰霊」とは何か
上記内容は本書刊行時のものです。