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国葬の成立
明治国家と「功臣」の死
発行:勉誠
縦200mm
277,11ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年11月
- 登録日
- 2016年5月12日
- 最終更新日
- 2016年5月12日
書評掲載情報
2022-09-17 |
朝日新聞
朝刊 評者: 山田慎也(国立歴史民俗博物館副館長・教授) |
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紹介
発足当初から国家要人の死に積極的に関与していった明治新政府。権力は「功臣」の死にどのような意味を付与し、いかに装飾・創造していったのか-個人の死が「公」の儀式へと変わっていく様相を体系的に検証し、近代国家形成の装置として導入された「国葬」の歴史的展開を明らかにする。「死」が国家儀式となるとき-
目次
第1章 明治初期における政府要人の死と「恩賜」
第2章 暗殺と葬儀-広沢真臣を中心に
第3章 大久保利通の准国葬
第4章 明治初期における皇族の葬儀-静寛院宮の葬儀を中心に
第5章 最初の国葬-岩倉具視の葬儀
第6章 国葬の完成-三條実美の葬儀
第7章 神道碑の下賜
第8章 公葬の拡大-大名華族の葬儀
終章 まとめと展望
上記内容は本書刊行時のものです。