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帝国以後の人の移動 : ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点
発行:勉誠
縦220mm
981,9ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年11月
- 登録日
- 2016年5月22日
- 最終更新日
- 2016年5月22日
紹介
中国、朝鮮、満洲、樺太、台湾、沖縄、南洋、東南アジア…個々のライフヒストリー・引揚体験を、より大きな東アジアの歴史の文脈に位置づけ、帝国の形成~崩壊期だけでなく、冷戦を経てグローバル化が進む現在までをも通して考察する。
目次
序説 東アジアの帝国をめぐる人の移動(帝国以後の人の移動
中華帝国の溶解と日本帝国の勃興 ほか)
第1部 帝国崩壊と人の再移動-引揚げ、定着あるいは残留(在中国朝鮮人の帰還-中国国民党の送還政策を中心に
帝国崩壊後の中国東北をめぐる朝鮮人の移動と定住 ほか)
第2部 戦後体制と人の移動(在日朝鮮人の戦後と私
アメリカ占領期における「密航」朝鮮人の取締と植民地主義の継続-佐世保引揚援護局における「密航者」収容所に着目して ほか)
第3部 ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点(サハリン残留日本人-樺太・サハリンからみる東アジアの国民帝国と国民国家そして家族
"異国"を"祖国"として-いまも中国で生きる残留孤児 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。