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戊辰戦争の史料学
発行:勉誠
縦220mm
425,8ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年3月
- 登録日
- 2016年9月11日
- 最終更新日
- 2016年9月11日
紹介
明治政府が編纂した史料集「復古記」とその編纂材料を精査すると、これまでとは違った戊辰戦争像が浮かび上がる可能性が出てきた。諷刺文芸・新聞・絵図・写真などの様々な史料にも着目し、戊辰戦争を多角的に解明するための方法を模索する。
目次
総論 戊辰戦争研究のための史料学
第1部 戊辰戦争研究の最新動向(序論 戊辰戦争に関する新たな史料の発見
施条銃段階の軍事技術と戊辰戦争-土佐藩を素材に
史料紹介 戊辰戦争期の会津藩による鉱山リース契約
戊辰戦争に関与したシュネル兄弟の「国籍」問題-ヴィルト・カワラ氏収集オランダ所在史料から)
第2部 戊辰戦争の基本史料研究-「復古記」の史料学(序論 戊辰戦争研究の史料となった「復古記」
明治政府の同時代史編纂-「復古記」とその周辺
『復古記』の歴史知識学的研究)
第3部 新たな戊辰戦争史料研究の試み(序論 戊辰戦争史料の総合的考察を目指して
戊辰戦争期諷刺史料の歴史的意味
「民間木版新聞群」とその情報環境
政府系本屋の維新史-名鑑の編集出版を中心に
鳥瞰風景のなかの将軍-幕末の情報社会と江戸社会
写真にみる戊辰戦争前夜の箱館・松前)
付録 戊辰戦争略年表
上記内容は本書刊行時のものです。