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高校野球“プロ魂”
教育と結果を球児と共有する元中日投手の監督論
- 初版年月日
- 2021年7月
- 書店発売日
- 2021年7月22日
- 登録日
- 2021年6月14日
- 最終更新日
- 2021年7月14日
紹介
2021年センバツで8強入りを果たした東海大菅生・若林監督の甲子園を追い求める勝利への執着心――。
「東京で一番弱い私学」と言われたチームから激戦区・東京を圧倒的強さで勝ち抜くチームへと変貌する指導とは?自らは高校時代は甲子園とは無縁。大学、社会人ではケガに泣かされ、プロでは通算1勝1敗。一念発起して教師となり、東海大菅生を強豪に育て上げた男の夢は日本一。そして、「いつかは東海系列のリーダー」に。
目次
第1章 “東海魂”プロ魂
縦ジマのプライドが激突した21年センバツ
NHKの放送体制を変えた?相模と鹿児島実の熱戦
縦ジマは野球少年の憧れ
投手人生のスタートは
遠のいていく縦ジマのユニフォーム
やった!晴れて東海大相模へ
先進的だった原野球。かと思うと……
パワハラ、モラハラ当たり前の時代
原監督とのお風呂場談義
いつかは菅生が東海系列のリーダーに
第2章 大学、社会人、そしてプロの道
ドラフト1位も夢じゃない?
大学4年間で5回のリーグ優勝
バドミントンで肩を故障の大失態
技巧派に変身ですか?
「ダメならクビ」から、都市対抗デビュー
勝ったらオレがヒーローだ
1991年11月22日、ついにドラフト指名
プロ野球通算、1勝1敗
第3章 元プロ、教諭に挑む
先輩のイキイキした姿がスイッチを押した
富士山の5合目から上の体積は……
アラフォー新米教師誕生
歴史は人間ドラマだ
高校野球の指導者は教師が望ましい
第4章 監督として求めるのは「そっ啄同時」
東京で一番弱い私学……?
「是非に及ばず」の大敗
ノックを通して選手と対話する
五輪出場が目標では、決してメダルには届かない
大阪桐蔭打線と秀吉の「中国大返し」
夏の西東京大会で3年連続決勝敗退
ゴミではなく、運を拾う
球も心も一流になった
春と夏ではまったく別のチームが理想的
9回になにかが起きる!
第5章 高校野球への提言
特例センバツができればよかったのに
投球数制限よりも過密日程の緩和を
スクイズのサインを見破るのはOK?
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。