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新しいアートのかたち
巻次:10121012
NFTアートは何を変えるか
- 初版年月日
- 2022年9月15日
- 書店発売日
- 2022年9月20日
- 登録日
- 2022年7月26日
- 最終更新日
- 2022年8月26日
書評掲載情報
2022-11-12 |
朝日新聞
朝刊 評者: 椹木野衣(多摩美術大学教授・美術批評家) |
2022-11-06 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
2021年、老舗オークションハウスのオンラインマーケットでNFTアートが約75億円という高値で落札され、話題を集めた。おそらく、いま、アートの世界において最も話題を集めているのは、NFTアートだろう。その一方、「そんなものにそんな高いお金を出すのか理解できない」「リアルに存在しない作品なのになぜ評価されるのか」など懐疑的な意見も多いだろう。NFTアートはまだ生まれたばかりのアートであり、それだけにNFTアートに対しては、どこかモヤモヤした感じを抱く人がほとんどだ。たしかに、NFTアートのどのような点が評価され、なぜそんなに高値が付けられるのか、買うメリットはあるのかなど、わからないことだらけだ。
本書は、NFTアート事業に関わり、いま一番NFTアートに詳しいとされる、スタートバーン代表・施井泰平氏によるもの。多くの人が抱える、NFTアートに対する「モヤモヤ感」を少しでも払拭するために、アートと人との関係性やその歴史まで触れる。
そもそもアートとは何か。アートであるか、ないかを決めるのは誰か。アートのなかの曖昧な部分を問い直し、NFTアートについて深く考えるのにふさわしい1冊!
●目次
はじめに
第1章 NFTは情報革命の「ラストパンチ」?
第2章 そもそもアートとは何か
第3章 NFTアートの「現在地」
第4章 未来をつくるインフラとしてのNFT
〔特別対談〕
アーカイブとシャンペン 坂井豊貴(慶應義塾大学教授)×施井泰平
文化的・社会的価値を加える 山峰潤也(キュレーター)×施井泰平
冒険者にインセンティブを 武田徹(専修大学教授)×施井泰平
NFT・NFTアート関連用語集
●著者プロフィール
施井泰平(しい・たいへい)
1977年生まれ。現代美術家、起業家。2001年、多摩美術大学卒業後「インターネットの時代のアート」をテーマに美術制作を開始。2014年、東京大学大学院在学中にスタートバーンを起業し、アート作品の信頼性担保と価値継承を支えるインフラを提供。事業の中心である「Startrail」はその高い公共性が評価され、イーサリアム財団からグラントを受ける。東京大学生産技術研究所客員研究員、経済産業省「アートと経済社会について考える研究会」委員など歴任。
目次
はじめに
第1章 NFTは情報革命の「ラストパンチ」?
第2章 そもそもアートとは何か
第3章 NFTアートの「現在地」
第4章 未来をつくるインフラとしてのNFT
〔特別対談〕
アーカイブとシャンペン 坂井豊貴(慶應義塾大学教授)×施井泰平
文化的・社会的価値を加える 山峰潤也(キュレーター)×施井泰平
冒険者にインセンティブを 武田徹(専修大学教授)×施井泰平
NFT・NFTアート関連用語集
上記内容は本書刊行時のものです。