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沖縄の聖地 御嶽
神社の起源を問う
発行:平凡社
新書判
208ページ
定価
800円+税
- 書店発売日
- 2019年2月18日
- 登録日
- 2018年12月27日
- 最終更新日
- 2019年2月7日
書評掲載情報
2019-03-02 | 日本経済新聞 朝刊 |
2019-03-02 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
古神道のありようを伝えるといわれる御嶽(うたき)。約60年にも及ぶ長い歳月をかけて聖地を歩き、神社の起源を模索してきた齢90にもなる著者が、日本各国から朝鮮半島を経て沖縄の御嶽に原点回帰し、新たに見出した景色とは。
好評の既刊『原始の神社をもとめて』『神社の起源と古代朝鮮』『伊勢と出雲』の3作からなる岡谷神社学がついに完結!
目次
第一章 御嶽とは
御嶽のありよう/土地との結びつき/聖性としての「何もなさ」/成立過程
第二章 御嶽遍歴
1 波照間島の御嶽
2 西表島の三離嶽
3 宮古の神々
4 狩俣村
5 赤崎御嶽から砂川御嶽へ
6 斎場御嶽
7 死んだ御嶽、生きている御嶽
8 国頭で
9 阿嘉島・座間味島
第三章 御嶽と神社
御嶽の起源をめぐる定説/柳田・折口説の矛盾/社殿の謎
第四章 貝の道
貝の道とは/貝でつながれた文化圏/神の森と御嶽の関係/ヤボサと藪薩/倭寇と琉球
第五章 済州島
聖なる森の系譜/済州島の堂をたずねて/済州島・琉球・倭寇/新礼里の堂/堂の盛衰と変わらぬ魅力/多島海の堂/森だけの堂
第六章 新羅の森
慶州の聖林を歩く/寺院の陰に埋もれた聖林/新羅と日本/都祁に見られる新羅の痕跡/遍在する新羅系神社/慶州再訪/神の木に導かれて
あとがき
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。