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柳田国男と今和次郎 : 災害に向き合う民俗学
発行:平凡社
縦18mm
254ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2011年11月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2012-01-15 |
東京新聞/中日新聞
評者: 川島秀一(リアスワーク美術館副館長) |
2011-12-25 |
読売新聞
評者: 今福龍太(文化人類学者、東京外語大学教授) |
2011-12-04 | 産經新聞 |
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紹介
古来、日本列島をたびたび襲う地震災害に心を痛め、困窮する民を救うべく「経世済民」の思想をもって民俗学を立ち上げた柳田国男。一方、柳田から「破門された」と語る今和次郎も、関東大震災を機に考現学を創始していた-。二人の足跡から、知られざる民俗学の淵源をたどる。地震から津波、大火、飢饉まで…。災害から生まれた思想は、どう受け継がれてきたか。
目次
はじめに-二つの光景
第1部 柳田国男-明治三陸地震と関東大震災(『遠野物語』と三陸大津波
二十五箇年後の旅
関東大震災と「町裏に住む人々」)
第2部 今和次郎-民俗学から考現学・生活学へ(民家採集の旅
バラックの発見、考現学の発明
考現学以降)
二つの学問
上記内容は本書刊行時のものです。