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ものがたり 茶と中国の思想 佐野 典代(著/文) - 平凡社
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ものがたり 茶と中国の思想 (モノガタリ チャトチュウゴクノシソウ) 三千年の歴史を茶が変えた (サンゼンネンノレキシヲチャガカエタ)

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発行:平凡社
B6変型判
224ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-582-83835-0   COPY
ISBN 13
9784582838350   COPY
ISBN 10h
4-582-83835-9   COPY
ISBN 10
4582838359   COPY
出版者記号
582   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月25日
書店発売日
登録日
2020年1月24日
最終更新日
2020年3月19日
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紹介

歴史を変えるほど人の心を摑んだ中国の茶とは?

茶の味や香りから中国人は“命”をどう捉え、思想はどのように変遷してきたのか。

中国唐代から皇帝の茶として珍重され、現在も生産量が極めて少ない天下の名茶“岩茶”に出会って著者の人生は変わった。日本で岩茶サロンを展開し、熱心な愛好者やファンを増やし続けている、そんな中国茶エキスパートが、中国古代から現代に至る思想家、詩人・文士、皇帝や政治家などの「人」「思想」に及ぼした茶の力、それをもたらした茶酔の境地などを体験を駆使して綴る。知られざる茶と中国思想の密な関わりを探った芳醇なものがたり──。

(登場人物)孔子、陸羽、李白、韓愈、盧仝、韋応物、白居易、范仲淹、王安石、蘇軾、朱熹、徽宗帝、乾隆帝、毛沢東ほか

◎本書の内容

その一 皇帝献上茶と不老不死

その二 茶の裾野を広げた左遷文士たち

その三 一滴に現れる茶の命

その四「味のない味」の茶の味と黒い茶碗

その五「色のない色」の茶の色

その六 魂も酔う岩茶の誕生

その七 茶王・大紅袍はつらいよ

その八 地球の骨には味がある

その九 茶商人と日陰の女

その十 茶葉の声を聴き、重味求香(チョンウェイチウシャン)

著者プロフィール

佐野 典代  (サノ フミヨ)  (著/文

1944年、静岡県生まれ。立教大学文学部卒業。出版社勤務後、世界各地を取材旅行。88年よりお茶による日中文化交流サロン「岩茶房」を主宰。著書に『青にまみえる』『プラハの憂鬱』『中国名茶館』『岩茶のちから』『炎魔』などがある。2020年、左能典代から本名の佐野典代に改姓。

上記内容は本書刊行時のものです。