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出版者情報
致死量の友だち
発行:二見書房
文庫判
縦148mm
横105mm
厚さ12mm
重さ 138g
332ページ
定価
880 円+税
968 円(税込)
- 初版年月日
- 2024年7月20日
- 書店発売日
- 2024年6月21日
- 登録日
- 2024年4月19日
- 最終更新日
- 2024年6月12日
紹介
一緒にあいつらに復讐しましょう。
凄惨な虐め、離散同様の家族――「死」を覚悟したとき、傍らでささやく美しいクラスメイト。
彼女は毒を隠し持つ麗しい女王蜂だった。
「 別に、生きていて欲しい人なんていない…… 」 「 そう、なら皆殺しでいいのね 」
学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。
死をも考え始めてしまうような状態の中、美しいクラスメイトの夕実から一緒に復讐しようと誘われる。夕実も校内でおぞましい仕打ちをうけていたのだ。夕実に誘われるまま、毒を使って仕返しを考えるようになったひじりは、彼女から毒の知識を得ていくが、美しい彼女へ憧れや恋に似た依存を強めていく。
そんな中、ひじりが絶望に打ちひしがれる事態が起こり、思わぬ事件に発展してしまう。
その悲劇の裏にひそむ悪意にひじりは動揺しながらも、クライメイトとともに事件を探るようになるが、ついには学園中を巻き込んだ大きな惨劇が発生してしまう。
――その裏には驚きの事実が待ち受けていた。
大幅改稿に加え、単行本では語られなかった後日譚まで収録。
上記内容は本書刊行時のものです。