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出版者情報
幻視者の曇り空 ―― cloudy days of Mr.Visionary
発行:二見書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ25mm
重さ 310g
272ページ
定価
1,650円+税
- 初版年月日
- 2021年5月20日
- 書店発売日
- 2021年4月21日
- 登録日
- 2021年2月9日
- 最終更新日
- 2021年4月9日
紹介
ふいに襲う殺人の幻視。
幻視者は「友」を止められるのか?
――恐怖と正義、友情の間で揺れる主人公の葛藤。
『記憶屋』の織守きょうやが描く、人間の闇を炙り出した渾身のサスペンス・ミステリ!
ある特殊能力のせいで、他人に関わらないように生きてきた久守一は、偶然、その力で美大生の佐伯が巷を騒がせる連続殺人犯だと知ってしまう。
社交的で人当たりもよく、とても殺人犯には見えない佐伯は、捜査線上に浮かんですらいない。
柄でもないと思いながらも、自分や後輩の身を守るため、犯行の証拠を探す久守。
しかし、友達のふりをしているうち、佐伯に対して本当の友情を感じ始めてしまう――。
◆ 著者について
織守きょうや(おりがみ きょうや)
1980年ロンドン生まれ。2013年『霊感検定』でデビュー。2015年「記憶屋」で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。
ほかの作品に『朝焼けにファンファーレ』(新潮社)、『花村遠野の恋と故意』(幻冬舎文庫)、『響野怪談』(角川ホラー文庫)、『少女は鳥籠で眠らない』(講談社文庫)、『ただし、無音に限り』(東京創元社)など。
上記内容は本書刊行時のものです。