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出版者情報
渡りきれぬ橋 柳橋ものがたり3
発行:二見書房
文庫判
縦148mm
横105mm
厚さ13mm
重さ 166g
312ページ
定価
648円+税
- 初版年月日
- 2019年9月25日
- 書店発売日
- 2019年8月26日
- 登録日
- 2019年6月11日
- 最終更新日
- 2019年8月19日
紹介
この橋の向こうには、何かが待っている。渡りきれれば……。
しっとりとした筆づかいで、江戸に生きる人びとの綾を時代推理の俊英が描ききる。
船宿『篠屋』の綾が遭遇した五つの謎と事件の行方……。
江戸有数の花街・柳橋の船宿「篠屋」に、成島柳北という、学者として将軍家に仕えて来た、俊才の誉れ高い幕臣が再来。
柳北は幕府上層部の無能ぶりに苛立ち狂歌にしてからかい、奥儒者の職を解かれ閉門の身。
学者であるも名うての遊び人柳北の耳に、若き日の情人・久米八が横濱で異人相手のラシャメンに身をおとすという噂が。
で、篠屋の主に相談に…。(第五話「へちま」)
◆ 著者について
森 真沙子 もり・まさこ
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。
以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表している。
◆ 好評既刊
時雨橋あじさい亭 全 3 巻
箱館奉行所始末 全 5 巻
日本橋物語 全 10 巻
( いずれも二見時代小説文庫 )
目次
第一話 夜の河 …… 7
第二話 春雷 …… 58
第三話 夕映えの記 …… 142
第四話 雨が上がったら …… 193
第五話 へちま …… 241
上記内容は本書刊行時のものです。