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外国人急増、日本はどうなる? 海老原 嗣生(著) - PHP研究所
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外国人急増、日本はどうなる? (ガイコクジンキュウゾウ ニホンハドウナル)

新書
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新書判
縦172mm 横105mm 厚さ8mm
重さ 123g
176ページ
定価 870 円+税   957 円(税込)
ISBN
978-4-569-86023-7   COPY
ISBN 13
9784569860237   COPY
ISBN 10h
4-569-86023-0   COPY
ISBN 10
4569860230   COPY
出版者記号
569   COPY
Cコード
C0230  
0:一般 2:新書 30:社会科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年9月5日
最終更新日
2025年11月5日
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書評掲載情報

2025-12-06 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

日本社会において長らくタブーとされてきた「外国人問題」が、2025年参議院選を機に突如として主要な政治テーマとなった。背景には、クルド人による事件や不法滞在者の存在がクローズアップされたことがあるが、議論の多くは全体のわずか2%に過ぎない「不法在留外国人」に集中している。しかし、残り98%の正規在留外国人の存在こそ、今後の日本社会にとって本質的な論点であると著者は指摘する。

日本は深刻な人口減少と労働力不足に直面している。2030年代後半には、年間約100万人規模で労働人口が減り続けるといわれる中で、外国人の受け入れは避けて通れぬ国家的課題である。外国人労働が賃金低下や治安悪化を招くという通念についても、著者はデータをもとに再検証を試みており、感情論ではなく事実に基づいた議論を呼びかけている。

また、難民認定制度の運用の歪みや、就労目的の偽装申請問題にも触れ、リベラルな性善説にも冷静な視点を持ち込む。一方で、在留外国人との共生を拒み続ければ、将来日本が危機に陥った際、支援を申し出てくれる国が現れないかもしれないという、地政学的リスクにも警鐘を鳴らす。

本書の後半では、日本で学び働いた外国人が帰国後に“親日派”として各国に影響力を持つ可能性を取り上げ、その存在を活用した外交・安全保障戦略を提案する。さらに、日本語を世界に広める構想をも含み、外国人政策を「守り」から「攻め」へと転換すべきであると論じている。

本書は、外国人問題に関する論点を幅広く網羅しつつ、冷静かつ実証的に考察した実用的な一冊である。極端な排外主義でも、性急な受け入れ論でもない、中庸かつ未来志向の政策ビジョンがここにある。感情ではなく、理性と戦略で外国人問題に向き合うべき時が来ている――その現実を突きつける書である。

著者プロフィール

海老原 嗣生  (エビハラ ツグオ)  (

サッチモ代表社員。大正大学表現学部客員教授。1964年東京生まれ。 大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)入社。新規事業の企画・推進、 人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、2008年にHRコンサルティング会社サッチモを立ち上げる。 『エンゼルバンク――ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載、テレビ朝日系でドラマ化)の主人公、海老沢康生のモデルでもある。近著『静かな退職という働き方』が各方面で大きな話題となっている。

上記内容は本書刊行時のものです。