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「悪の枢軸」ロシア・中国の正体 斎藤 勉(著/文) - PHP研究所
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「悪の枢軸」ロシア・中国の正体 (アクノスウジク ロシア チュウゴクノショウタイ) 独裁者プーチンと習近平は何を考えているのか (ドクサイシャプーチントシュウキンペイハナニヲカンガエテイルノカ)

社会科学
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四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 271g
272ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-569-85383-3   COPY
ISBN 13
9784569853833   COPY
ISBN 10h
4-569-85383-8   COPY
ISBN 10
4569853838   COPY
出版者記号
569   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年10月26日
最終更新日
2022年12月10日
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書評掲載情報

2023-01-08 産經新聞  朝刊
評者: 名越健郎(拓殖大学特任教授)
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紹介

プーチン・習近平は、何を考えているのか。ロシア・中国は、独裁政治から抜け出せるのか。
ソ連崩壊をスクープした記者と、中国の未来を予言する評論家が、蜜月と対立を繰り返す両国の今後を考える。

「1人の死は悲劇だが、数百万人の死は統計上の数字にすぎない」
「国家とは、他国に恐れられる強い独裁国家でなければならない」
歴史から現代まで続く、”皇帝”たちの思想を読み解く。

《本書の構成》
■第1章 スターリンになりたいプーチン……斎藤勉
・二つの帝国の崩壊を経験
・チェチェン紛争を仕掛けて支持を獲得
・プーチン政権の歴史は戦争の歴史
・1人の死は悲劇、数百万人の死は統計上の数字
・侵略に都合のいい「ルースキー・ミール」の国家観
・ロシア正教会トップの驚くべき正体
・「三つの噓」を信じるロシアの志願兵たち
・宗教を利用した戦争準備は始まっていた など

■第2章 毛沢東になりたい習近平……石平
・繰り返される易姓革命と皇帝独裁
・国共合作から国共内戦へ
・存亡の危機に陥った共産党を救った日本軍
・皇帝政治を終わらせるための二つのルール
・「選別的な腐敗摘発」で個人独裁体制を完成
・集団的指導体制と最高指導者の定年制を破壊
・中国は皇帝独裁政治から永遠に抜け出せない など

■《第3章 野合と対立の中ロ関係史……斎藤勉/石平
・蜜月から対立、そして再び蜜月へ
・「中国人が3億人死んでもいい」
・スターリンが北朝鮮の指導者候補を面接試験
・西側との関係回復に救われた中国
・天安門のデモを取材して中国共産党の崩壊を予感
・軍を掌握して民主化を徹底弾圧できなかったソ連共産党
・1990年代──成長の中国、混乱のロシア など

■第4章 ウクライナ戦争と日本の危機……斎藤勉/石平
・ブリンケンが看破したプーチンの戦争目的
・共鳴する香港国家安全維持法とロシアの憲法改正
・プーチンへの誕生日プレゼントは批判者の暗殺
・ウクライナ戦争の原点はソ連崩壊
・中ロほどお互いを信用しない国同士はない
・人口問題、人材流出、経済制裁で衰退へ
・新たな中ロ軍事同盟のターゲット など

■第5章 プーチンと習近平の末路……斎藤勉/石平
・戦争に負けた指導者は尊敬されない
・西側との和解を求めれば国民から見放される
・中ロの高官が恐れる海外の個人資産凍結
・米軍に介入の口実を与えず「斬首作戦」で台湾を取る
・台湾有事は日本有事
・習近平を待つ二つのシナリオ
・西側の健忘症が独裁者の国家犯罪を招く など

著者プロフィール

斎藤 勉  (サイトウ ツトム)  (著/文

産経新聞論説委員。1949年、埼玉県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。産経新聞社に入社後、水戸支局、社会部、外信部を経てテヘラン特派員、モスクワ支局長、ワシントン支局長、外信部長、正論調査室長などを歴任。常務取締役東京編集局長、取締役副社長大阪代表、論説顧問等を経て、2022年から現職。ソ連とロシアに特派員として通算約8年半在住し、一連のソ連・東欧報道でボーン・上田記念国際記者賞(89年)、「ソ連、共産党独裁を放棄へ」のスクープで日本新聞協会賞(90年)を受賞。著書に『スターリン秘録』(扶桑社文庫)、『日露外交』(角川書店)などがある。

石 平  (セキ ヘイ)  (著/文

評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で、第23回山本七平賞受賞。『そして中国は戦争と動乱の時代に突入する』『バブル崩壊前夜を迎えた中国の奈落』(以上、ビジネス社)、『中国 vs.世界 最終戦争論』(清談社Publico)、『中国共産党 暗黒の百年史』(飛鳥新社)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。