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ポスト人新世の芸術 山本浩貴(著/文) - 美術出版社
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ポスト人新世の芸術 (ポストジンシンセノゲイジュツ)

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発行:美術出版社
四六判
320ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-568-20281-6   COPY
ISBN 13
9784568202816   COPY
ISBN 10h
4-568-20281-7   COPY
ISBN 10
4568202817   COPY
出版者記号
568   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年5月27日
最終更新日
2022年5月27日
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紹介

人間活動が地球環境に重大な影響を与える「人新世」の時代が到来、さらにその次にどういった時代が来るのか、そうした時代に美術論がどういったものになるのか。
気鋭の美術評論家が語るポスト「人新世」の美術論。


本書の目的は、人間と自然の関係を軸とした美術史を構築することである。アーティストはいかにして自然と対峙しながら創作してきたのか、作家の自然をめぐる認識がどのような形で過去の芸術作品に表出しているのか。人文科学の領域のなかでは、しばしば「芸術」や「美」の観念はあたかも人間の専売特許のごとく扱われてきた。しかし「なにかを見たり聞いたりしたときに感じる経験」としての美意識には、動物や植物と共通の基底が存在することを近年のいくつかの研究は明らかにしている。本書は、美術史や文化研究で支配的な人間を中心に据えた視点を脱却し、人類という種を相対化した目線から芸術の歴史を捉え直す。それによってまったく新しい展望を開くことを目論んでいる。

著者プロフィール

山本浩貴  (ヤマモトヒロキ)  (著/文

1986 年千葉県生まれ。
一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツにて修士号・博士号取得。
2013 ~ 18 年、ロンドン芸術大学トランスナショナル・アート研究センター博士研究員。韓国のアジア・カルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラル・フェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教を経て、21 年より金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻・講師。著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社 、2019)

上記内容は本書刊行時のものです。