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評伝 ゲルハルト・リヒター Gerhard Richter, Maler
- 書店発売日
- 2018年1月10日
- 登録日
- 2017年12月15日
- 最終更新日
- 2017年12月15日
書評掲載情報
2018-02-24 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 建畠晢(多摩美術大学学長) |
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紹介
世界的にもっとも重要かつ影響力のある現代アーティストのひとり、ゲルハルト・リヒター。
ドイツで2002年に刊行された評伝『Gerhard Richter. Maler---Biografie und Werk(画家ゲルハルト・リヒター、伝記と作品)』をベースに、近年の活動を新たに書き下ろした新版。
作品図版やプライベートフォトなどおよそ150点を掲載。リヒターの言葉と初期から2017年の作品を通じて、絵画への想い、その思考の源を辿るリヒター公認の決定的評伝。
■Gerhard Richter ゲルハルト・リヒター
1932年ドイツ、ドレスデン生まれ、ケルン在住。「ドイツ最高峰の画家」とも呼ばれる世界的アーティスト。写真をキャンバスに描き出すというスタイルを生み出し、その後もグレイ・ペインティング、カラーチャート、風景画、アブストラクト・ペインティングと、具象と抽象の間に多様なスタイルで作品を発表、いまなお進化を続けている。
主な個展に、2012年「Gerhard Richter: Panorama」(ポンピドゥー・センター)、「Gerhard Richter: Drawings and Watercolours 1957–2008”」(ルーブル美術館)など多数。国内では、17-18年「Painting 1992-2017」(WAKO WORKS OF ART)、05年「Gerhard Richter」( 金沢21世紀美術館、DIC川村記念美術館)など。
目次
ヨーロッパ、再統一前のドイツ地図
1 ドレスデン
2 第2回ドクメンタ、1959年
3 新たなスタート、デュッセルドルフ
4 クットナー、リューク、ポルケ
5 資本主義リアリズム
6 初期の個展 ― ミュンヘン、デュッセルドルフ、ベルリン、ヴッパータール
7 初期のフォト・ペインティング、そしてマルセル・デュシャン
8 無名の画像 ― 家族の物語
9 カラーチャート
10 風景
11 リヒターとパレルモ
12 ヴェネチア・ビエンナーレ、1972年
13 氷
14 新しいカラーチャート
15 グレイ・ペインティング
16 コンストラクション
17 アブストラクト・ペインティング
18 1977年10月18日
19 類似とモデル
20 アートマーケットと展覧会
21 ガラスと鏡
22 ビルケナウ
リヒター 主要展覧会カタログ
国内における所蔵作品リスト
上記内容は本書刊行時のものです。